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「腸もみなんてあるんだ!これで便秘改善とかダイエット出来るかな?」

 

あなたはこんな風に考えていませんか?

 

そう思うのも無理はありません。何しろこの「腸もみマッサージ」による腸内環境の改善方法はかなり流行っているようですからね。

 

 

腸内環境を整える手段というので思い浮かべるのはヨーグルトを食べたりサプリメントを摂取したりといったところです。

 

しかしこういう食品でのケアは長い期間での観察が必要なのに対して、マッサージならすぐに効果がありそうな気がしますよね。

 

 

しかし、腸もみマッサージは危険な方法なのでオススメできません!

 

何しろ腸もみによる効果を科学的に立証できるところが存在しないのです。

 

こちらでは

・腸もみマッサージは本当に便秘やダイエットに効果があるのか?
・腸もみがなぜ危険なのか?
・腸もみがダメならどうやって便秘改善やダイエットをすればいいのか?

ということについてお話していきたいと思います。

 

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腸もみの仕組みを調べようとしたんですが・・・

私自身、腸もみというものの仕組みがよくわからなかったので「腸もみ」というキーワードでyahooで検索して調べてみようと思いました。

 

しかしどのサイトもあまり腸もみマッサージの仕組みについて詳しく書いていないんです。

 

これには参りましたね。でもこれで腸もみの怪しさが確信に変わった感じです。

日本腸もみ協会の説明

まず「日本腸もみ協会」という、おそらくこれが腸もみマッサージの第一人者であろうところのサイトを見つけました。

 

日本腸もみ協会のHPはこちら

 

日本腸もみ協会のサイトから腸もみについての説明を抜粋すると

 

腸もみとは、腸をきれいにするセラピーであり便秘を改善して、心と体の体質改善、美容体質をつくる通じ健康法です。腸をもむことで腸がきれいになると免疫力が高まり、血液がきれいになり様々な問題を改善することに通じます。また健全な腸になることで便秘が改善すると、肌質や肩こりなどが改善したり、スリム体質になったりアレルギー体質などが改善することに通じます。

 

という風にありました。

 

腸もみの仕組みについての説明はこれだけで

腸もみがどういうメカニズムで腸内環境に効果があるのか?

という肝心な説明は他にありませんでした。

スクールとしても心配な腸もみ協会

日本腸もみ協会の説明では腸もみマッサージの目的は便秘を解消することでしたね。

 

腸もみマッサージで刺激を与えて腸の蠕動運動(便を排出させようとする動き)を活性化させて便秘を解消するということです。

 

日本腸もみ協会というのは腸もみによるセラピストを育成するスクールでもあるんですが肝心の腸もみについての仕組みの説明がこれだけで終わっちゃってて、こんなんでサイトを見た人が

「自分も腸もみを勉強したい!」

なんて本当に思うのかなあ~?なんて余計な心配をしてしまったりw

 

もしかしたら腸もみの詳しい仕組みについては企業秘密で、スクールに通わないと詳細についてわからないってことなんでしょうかね。

 

まあ私自身が元々、腸もみに限らずマッサージ自体が怪しいと思っているところがあるのでこんな見方になるのかもしれませんけどね。

だって、マッサージみたいに強い刺激に慣れちゃうとどんどん刺激を強くしていかなければならないし、何よりマッサージをやることで人間に本来備わっている「自分で体を回復する力」が失われちゃうような気がするんですよねえ。

 

どちらにしてもこれだけではスクール候補生の心を掴むための説明として不十分ですね。

 

日本腸もみ協会の説明だけでは納得できず、現時点では腸もみなんて怪しい!というのが正直な感想になってしまいます。

整骨院・サロンの説明

腸もみ協会があてにならないとすると、あとは実際に施術を行っている整骨院やサロンの説明が検索でヒットしますね。

 

しかしこれも懐疑的なところがあります。

 

まず前提として整骨院やサロンは商売のためにお客さんを呼び込みたいという意図があるわけです。

金儲け

そのスタンスはどこも同じだから「腸もみは危険!」ということは控えめに

腸もみは効果がありますよ!

って言う論調になるのは当然のこと。

 

まあ効果があるということについて論理的な説明があれば納得できるんだけど、例えば中野の整体の説明では

 

西洋医学的には、小腸、大腸の総称を腸と呼びますが、腸は、常に蠕動運動といって、自分で動きながら食物を消化し、移動させています。

四六時中食べている人間の腸は当然働きすぎでどんどん疲労が溜まっていき蠕動運動も鈍ってきます。

これを改善させるのが、腸もみです。

腸をもむことにより、腸の疲労を取り除き蠕動運動を復活させることが目的です。

東洋医学的には、お腹は、各臓器の反射点があり、お腹だけで、肺、大腸、心、小腸、肝、胆、腎、膀胱、脾、胃、心包、三焦の故障を改善することもできます。

腸もみと名が付きますが、実は、内臓機能全般を高める効果がある素晴らしい方法なのです。

 

「腸を揉むことにより腸の疲労を取り除く」ということの根拠についての説明の不十分さも気になりますが、何よりも腸もみ協会の説明と違いますよね。

 

腸もみ協会の説明では「腸を綺麗にする」とは言ってたけど疲労を取り除く効果なんて一言も言っていません。

 

まあマッサージで疲労を取り除くのが整体の本業だから「腸の疲労を取り除く」という言い方になるのはわかります。

 

ただ、このように団体が違うと説明が二転三転するのが腸もみの実態なのだと言わざるを得ません。

 

それはとりもなおさず腸もみについて科学的に検証した論文がない、ということが原因になっているのではないかと思います。

だからこそ腸もみの説明が曖昧なものになっているのでしょう。

 

私はたまに腸内環境についての学術的な論文も参考にしてるんですけど、少なくともこの「腸もみ」についての論文というのは見たことがありません。

 

ヘルスケア大学の説明

最後の砦と言えるのか・・・ヘルスケア大学の腸もみの説明にも触れておきましょう。

 

「医師監修」を謳っておきながら医師本人の知らないところで名前が使われていたのが大問題になったヘルスケア大学にも腸もみダイエットのついての記事があったんですね~。

 

相変わらず本当に監修してるのかどうか怪しい医者の写真がありますねw

 

ヘルスケア大学での腸もみの説明はどういうものかというと・・・

 

腸の裏は老廃物を運搬するためのリンパ管がたくさん集まっている場所です。その他、腸の内側の壁部分には体内の免疫細胞の半分以上があることで知られており、腸は体調を工面する場所として重要な器官です。その腸を刺激してキレイにすることで身体の調子も上がり、血行が良くなるのでむくみ改善に効果的だと言えます。

さらに免疫力が高まることで血液がキレイになり、刺激によって便秘が改善されると肌の質がアップしたり肩こりなどが軽くなったりすると考えられています。たくさんの機能が備わっている腸だからこそ、キレイに保つことが大切なのです。

 

さて、これを読んでどう思いますか?

 

色々書いてるけど腸もみの根拠になるようなことは一切書かずに

腸を刺激してキレイにすることで・・・

とだけ書いて肝心なところは誤魔化していますw

 

 

まあヘルスケア大学が正しいことを書いてても逆に驚きますが。

合わせて読みたい!  ”痩せ菌”酪酸菌の効果は?増やす食事やサプリメントは?


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というわけで腸もみの効果について納得のいく説明を出来るところはなし!という結論です。

 

>>腸もみ以外で腸内環境を改善するには・・・?

腸もみマッサージの知られざる危険とは?

腸もみは仕組みが良く分からない、怪しいマッサージというだけならまだ良いでしょう。

 

仮に効果がないとしても、施術を受けている本人が「効果があるんだ!」と思い込むことで腸がきれいになるという「プラシーボ効果」というのも期待できますからね。

 

しかし、腸もみマッサージはそれだけでは終わらず、むしろ体に害を及ぼす危険すら指摘されているのです。

もみ返し

腸もみに限らずすべてのマッサージの危険性とも言えますが「もみ返し」の症状が現れることがあります。

 

これはマッサージの刺激が強すぎて筋繊維や筋膜が炎症を起こすことで引き起こされる痛みです。

 

しかももみ返しは施術を受けた箇所だけでなく全身に及ぶこともあり、そうなった場合は倦怠感、便秘、下痢、発汗などの様々な症状を引き起こします。

出血も・・・

腸を強く刺激することで腸壁に傷がついて出血が起こったり、大腸に出来ている小さなコブ状の部屋のようなところが破れてしまうということです。

 

腸もみは、腸をほぐすことでこびりついた古い便である「宿便」を出すということも目的として挙げています。

 

しかし腸もみの強い刺激によって出血を起こせば、それが固まってまた宿便を作り出してしまうという逆効果になってしまいます。

 

そもそもマッサージで宿便が取り出せるのか?という点も疑問ですけどね。

 

宿便は断食などの空腹状態を作り出して腸を休ませることでようやく取り出せるという話ですから・・・

 

外部から体が想定していない物理的刺激を与える以上、こういった危険というのはマッサージには常につきものです。

プロの言うことに反論できますか?

じゃあ傷がつかないように力を緩めてもらえばいいじゃないか!

 

とお思いになるでしょうか。

 

しかしサロンなどでマッサージの施術を受けている時に

「少し力を弱めてもらえますか?」

と進言したとして

これくらい力を入れてやらないと効果が出ないんです

 

と施術のプロに言われた時はそう従うしかありませんよね。

素人である客はその道のプロに理屈で敵うわけがありませんからね。

 

だからこそ、整体、カイロプラクティック、足裏マッサージなどありとあらゆるマッサージで施術を受けたらむしろ症状が悪化したという苦情が絶えないのです。

それが危険なマッサージであるとしても素人にはそれがわからないからこそ起こるトラブルと言えるでしょう。

 

そしてマッサージを受けたことで悪化したという風に「プロ」に伝えたらきっとこう言うでしょう。

 

それは好転反応といって一時的に悪くなっているだけでいずれ解消される

 

プロにこう言われたらそうなのか、と黙認するしかありませんよね。それが危険なマッサージだとしてもです。

腸もみより安全な方法は無いの?

・腸もみについて十分な根拠を説明しているところがない
・腸もみには危険がつきまとう

という問題点についてお話してきましたが、腸もみが目的として掲げている

蠕動運動を活発にして便秘を解消する

という着眼点は間違っていません。

 

腸もみは目的は正しいけれども方法が間違っているというだけなのです。

 

つまり別の方法で蠕動運動を活発にすることが出来れば良いのですね。

 

 

このためには腸の仕組みについてもう少し詳しく勉強する必要が出てきます。

 

蠕動運動というのは主に

  1. 自分の意志では動かせない自律神経
  2. 腸内で生み出される短鎖脂肪酸

の2つによって支配されています。

 

自律神経についてはストレスとも関係しておりかなり複雑ですが、短鎖脂肪酸はもっと単純です。

 

短鎖脂肪酸は、ビフィズス菌などの善玉菌がオリゴ糖食物繊維などの糖質を代謝することで生み出されます。

ビフィズス菌

短鎖脂肪酸は大腸が動くエネルギー源となる物質で

・蠕動運動を活発にする
・粘液の分泌を促進して便の滑りを良くする

という効果をもたらしてくれます。

 

なにしろ短鎖脂肪酸は大腸のエネルギー源としては血液からの栄養よりも比率が大きいほどなのです。

血液

腸内環境を改善して便秘が解消される・・・なんて単純な話なのでしょうか!

 

しかも腸もみのように外部から無理やりではなく、あくまでも自然に体の内側からという違いがあります。

短鎖脂肪酸のもたらす効果

 

短鎖脂肪酸は単に大腸のエネルギー源になる物質というだけではありません。

 

というか腸内環境を改善することの最終目的が腸内で短鎖脂肪酸を生み出すことなのです。

 

短鎖脂肪酸を生み出すとどんな効果が得られるのか?というと・・・

・腸内を酸性に保って悪玉菌の繁殖を防ぐ
・病原菌などの有害物質から守るバリア機能の強化
・余計な脂肪の分解
・糖尿病の予防
・免疫機能の調節によるアレルギー抑制
・大腸がんの予防
・カルシウム吸収を促して骨の強化
・妊娠しやすい体づくり
・美肌

 

・・・等々、思わず

「本当にそんな効果あるのかよ!?」

と疑ってしまいたくなるようなものもありますよね。

 

しかし腸は「第二の脳」とも言われるほど重要な器官で、本当に体の色んなところに関係してきます。

脳

 

私は腸の大切さをよく知っているからこそ、腸もみなんて怪しい方法で腸を傷つけて欲しくないと思ってしまうのです。

 

・腸内環境を改善することの本当の意味とは?
・腸内環境を改善するためにはどうすれば良いのか?

 

ということを是非知っていってください。

 

>>腸内環境を改善することの本当の意味とは?

まとめ:腸もみマッサージが危険な理由!本当に便秘やダイエットに効果ある?

 

腸もみマッサージというものの仕組みは調べてもよくわからない怪しい施術でした。

 

蠕動運動を活性化するなら腸もみよりも「短鎖脂肪酸」のほうが安全で効果的です。

 

腸もみでは得られない、本当に腸内環境をすることの効果について是非知っていってください。

 

>>腸がなぜそんなに重要なの?

 

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