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辛いものが大好きな人って結構いますよね。

私自身は辛いものというのはそこまで得意ではなく、というかあまり好きじゃないのです。なので「激辛料理」とかを好んで食べる人ってちょっと理解に苦しむ所があります。キムチ鍋くらいだったらギリいけますが・・・麻婆豆腐とかだとちょっと迷うレベルですね。

 

大学時代に学食のメニューで「ハバネロカレー」なるものがあって興味半分で頼んだことがありますが、一口で後悔しましたね。

 

学食の方も何を血迷ってあんな辛いものをメニューとして出したのか謎ですが(笑)、学生たちの罰ゲーム的なものとして盛り上がればいいな、くらいの感じだったんでしょうか。

 

辛いものは、適度な量ならば肉や魚の臭さを消してくれる薬味としての役割がありますし、食欲増進、脂肪分解などの健康効果も期待できます。しかし、適量を超えた辛いものというのは下痢や腹痛を引き起こすことがあります。

 

激辛料理を食べた次の日、下痢を起こしてしまったばかりか、肛門が刺激されて痛いという経験をしたことがある人も多いんじゃないでしょうか。

 

そして辛いものに大抵使われているのが皆さんご存知の「唐辛子」ですね。

 

ということで、こちらでは唐辛子などの辛いものを食べるとなぜ下痢や腹痛を起こしてしまうのか?その原因や対処法などをお伝えしたいと思います。

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「辛い」は味覚ではない!?

まず、辛いものを食べた時に感じる「辛味」というのは、味という漢字が付いてはいるものの、味覚とは違います。

 

生理学上の味覚というのは甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の5つで、この中に「辛味」というものは入っていません。では辛味というのは何なのかというと、それは「痛覚と温覚の融合」によってもたらされると言えるでしょう。

 

冒頭でも話に出た、辛いものの代表とも言える唐辛子にはカプサイシンという辛味成分が含まれていますが、唐辛子を食べた時のその舌は「痛い」と同時に「熱い」という感覚を覚えているはずです。

 

英語でも、「辛い」という単語は「hot」として表現するようです。

Close Up Of Flames

口の中にはカプサイシン受容体というものがありますが、唐辛子を食べた時の「辛い!」という感覚は舌に限らず、口の中全体に広がりますよね。これは、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味などにはないことです。

 

さらに言えば、辛いものの痛覚刺激というのは口の中に限らず全身で味わうことが出来ますね。唐辛子が目に入ると激痛ですしね。

 

そもそも辛いという字は「つらい」と読むことも出来るように、ある種の苦行の一種のようなものだと言えます。しかし、その痛さが気持ちいいという人もいるのでしょうね。

唐辛子のような辛いもので下痢になる原因とは

辛いものを食べて下痢を起こすという時、多くの場合は辛いものを自分の体の許容範囲を超えた量を食べた時です。そしてそういう場合は唐辛子に含まれるカプサイシンが原因となっています。

唐辛子

辛いものといえば唐辛子以外にもワザビ、生姜、山椒などもありますがこれらの辛いものは大抵「薬味」として使われているものを食べるだけで、そこまで大量摂取をすることはないはずです。

 

しかし、唐辛子をふんだんに使った料理というのは、麻婆豆腐を始めとした中華料理には結構多くありますよね。

下痢・腹痛の正体はカプサイシン

子供 腹痛

唐辛子を食べることで引き起こされる下痢・腹痛の原因は辛味成分のカプサイシンです。

 

唐辛子に含まれるカプサイシンってのは暴れん坊で、体の至る所に刺激を与えていくんですよね。

 

まず口の中で暴れますが、飲み込んだ後も食道を刺激します。これが胸焼けを起こしますね。

 

食道から胃に運ばれれば、胃を刺激して胃酸の分泌を促します。これが胃の粘膜を傷つけて胃痛の原因になったりします。

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さらに厄介なことに、カプサイシンというのは人間の体では消化ができません。だから胃から小腸、小腸から大腸へと運ばれていきます。同じ消化されない物質であるオリゴ糖や食物繊維であればビフィズス菌のエサになるんですが・・・

ビフィズス菌

こういった消化されない物質が大量に腸にとどまると、消化不良を起こして下痢・腹痛になってしまいます。

 

また、カプサイシンには交感神経を刺激する作用があります。これにより腸の蠕動運動が活発になるため、食べたものを腸へと送るスピードが早くなります。すると、食べたものの水分を吸収しながら大腸へと送るという本来の体の働きが行われず、水分の多い便が出来てって下痢・腹痛になるということも考えられます。

 

あとは単純に、辛みというのが物理的刺激に近いので、この刺激が腸を傷つけてしまうということも下痢や腹痛の原因になります。

 

唐辛子を目につけたり、喉や鼻の奥などに入った時のことを考えるとものすごく痛いですよね。粘膜などの体の内部が顕になっている部分であればなおさら、その刺激は強くなるのです。

 

胃や腸は普段私たちの目からは見えませんし、痛覚などの感覚がないので意識しませんが辛いものを大量に摂取するという行為は、あのような刺激を胃や腸に与えているものと考えられるのです。

 

さらに間接的な原因を考えるならば、辛いものを食べた時、口の中の辛さを和らげようとして大量の水を飲むことが下痢の原因にもなります。大量の水を摂取すると胃液が薄まり消化不良をも引き起こしますしね。しかもカプサイシンは水には溶けないので胃腸の中ではカプサイシンの刺激は弱まるどころかあまり意味がないのです。

 

また、消化されないということは便として排出されるということであり、その時の出口の肛門にも刺激を与えてしまいます。

唐辛子の下痢・腹痛の対処はどうしたら良いか

唐辛子のような辛いものを食べた時の下痢・腹痛はどのように対処をしたら良いのか?これには牛乳を飲むことが効果があります。

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牛乳などの乳製品にはカゼインというタンパク質が含まれています。筋トレに詳しい人ならカゼインを使ったプロテインというのはご存知だと思いますが、カゼインにはカプサイシンと結びついてその刺激を和らげてくれる機能があります。

 

これは、単に下痢・腹痛を抑えるための対策というだけでなく、舌の上で繰り広げられる辛味そのものを中和してくれる効果も期待できます。とはいえ、飲食店などで辛いものを注文するときには、飲み物の持ち込みは禁止されていたりしますので、お店を出てから摂取するなりしましょう。手元にあるのが一番なので注文できれば良いですが・・・

 

ちなみに、牛乳を予め飲むことで胃腸の粘膜を保護してから辛いものを食べるという予防対策も考えられますが、これはあまり意味が無いです。牛乳を飲んでも粘膜に残るということはなく、洗い流されてしまうからです。

 

あるいは牛乳が苦手という方なら、お茶コーヒーなどを飲むと良いでしょう。これらに含まれているタンニンに整腸作用があるためです。

一番いい対処方法は「唐辛子を食べないこと」に尽きるのですが・・・好きでどうしても食べたいという方は自らを守る対処法を持っておきましょうね。

 

まとめ:唐辛子のような辛いもので下痢や腹痛が起こる原因と対処法は?

唐辛子のような辛いもので下痢や腹痛が起こる原因と対処法をお話してきましたが、まとめると

・「辛い」という感覚は味覚ではなく「痛覚と温覚の融合」
・唐辛子に含まれるカプサイシンが腸を刺激したり消化不良を起こして下痢・腹痛になる
・唐辛子による下痢や腹痛の対処法には牛乳が効果的

 

ということですね。なんだかこうしてみると、腸にとっては唐辛子などの辛いものはあまり良い効果がなさそうです。それでも好きだからと辛いものを食べた際には、なるべく腸のケアなどをしてあげましょう。それにはオリゴ糖や食物繊維などが良いでしょう。

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