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昨今では、炭酸水の健康効果が謳われてコンビニでも飲料用として売っていたり、炭酸水を供給するためのサーバーも売られていたりしますよね。

ダイエットや美容などに効果があるとして、飲むだけでなく洗顔用として使われていたりもします。

 

一昔前は炭酸が体の骨を溶かす!なんて言われていたんですけどね。私は子供のころ親にそう教わって、コーラとかファンタなどの炭酸飲料を禁止されてましたね。

 

しかし、炭酸水の飲み過ぎは下痢やおならを誘発してしまう危険性があるのでは?ということも言われ始めています。何事も過ぎたるは及ばざるが如しと言いますが・・・本当なのでしょうか?

 

こちらでは、巷で言われている便秘解消の効果や炭酸水と下痢・おならの関係についてお話していきたいと思います。

 

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炭酸水とは

そもそも炭酸水とはどういうものなのでしょうか。

 

「炭酸が溶け込んだ水」とは言いますが、これは二酸化炭素が水に溶けたものです。

 

だから、二酸化炭素の塊であるドライアイスを水に溶かすことでも炭酸水は作れます。

工業的には炭酸ガスと水に圧力をかけることで製造されますが、水に二酸化炭素が溶け込んだ単純なものなので自然界においても湧き水や温泉として天然の炭酸水が存在しています。

 

炭酸が骨を溶かすのは本当?

冒頭でも少し触れた「炭酸が骨を溶かす」というのは私だけでなく結構耳にした人は多いのではないでしょうか?

 

これ、実は炭酸飲料の代表的な存在とも言えるコカ・コーラの会社に客からの問い合わせが結構来るみたいなのです。それに対するコカ・コーラ社の回答は

 

コカ・コーラに限らず一般的に清涼飲料には酸味料が含まれています。そして、歯や骨の成分であるカルシウムやマグネシウムは、酸に溶ける性質を持っています。よって、清涼飲料、果汁などの酸を含む液体に、抜けた歯や魚の骨を長い間つけておくと、含まれるカルシウムやマグネシウムが溶けます。しかし、飲みものですので人間の骨に直接ふれたり、歯に長い間くっついていることはありません。安心してお飲みください。

※参考 日本コカ・コーラ㈱HP お客様相談室より

 

という風にしています。

 

コカ・コーラ社にとっては消費者の不安を取り除いて売上を促進するという思惑はあるでしょうが、これは確かに言われてみればそのとおりだと思います。

 

炭酸水を飲んで、小腸から吸収されたらそこから骨に届いて骨を溶かすというのはちょっと考えられません。

 

詳しくは後述しますが、炭酸水のもたらす効果というのは二酸化炭素が血液中のヘモグロビンと結びつくことで引き起こされるとされていますので、これが骨を溶かすという心配には及びませんね。

 

炭酸水の効果は「酸欠」によってもたらされる?

炭酸水がなぜ健康に様々な効果をもたらすのかというと、それは血液中に二酸化炭素が増えることによって一時的な「酸欠」状態を作り出すことが理由とされています。

 

「酸欠」なんて体に悪そうに思えますが、もう少し詳しく話をしていきますね。

 

血液中にはヘモグロビンという物質があって、通常は酸素と結びついていますが、これが血液中の二酸化炭素が増えると酸素ではなく二酸化炭素と結びつきます。するとフリーになった酸素が血管の中で動きやすくなって血行を促進したり、あるいは酸欠状態の血液にもっと酸素を送り込もうと血流が活発になるという理屈です。

血液

これによって体内の老廃物の排除や新陳代謝の活性化などに効果をもたらすと言われているのです。

 

血液中の二酸化炭素が増えることでヘモグロビンが酸素を放出しやすくなるというのは「ボーア効果」と言われています。

 

これは要するに、あえて少量のウイルスを取り入れて体に抗体を作るというインフルエンザの予防接種と同じような考えなんですね。

 

あえて厳しい環境を作り出すことで、体が本来持つ治癒力を活性化させようというのが炭酸水を摂取する目的です。

 

ただ少し気になったのは「酸欠状態」は別に炭酸水を飲まなくても作れるのではないか?ということです。

 

それは単純に、「息を止めること」で作り出せるのではないかと言う風に私は考えます。

呼吸を止めると苦しくなるのは酸素が減ることではなく「二酸化炭素が増えること」が原因というのは有名な話ですよね。だから火災などの際に一酸化炭素中毒で酸欠になる時は息苦しさがないので、気づかずにコロっといってしまう危険性があると言われています。

 

 

つまり息を止めることも血液中の二酸化炭素が増えて「酸欠状態」となり、ボーア効果というものが期待出来るはずです。

 

まあただ息を止めるというのもつまらないですし、それよりは炭酸水を飲んでスカッと出来たほうが気分もいいしその方が長続きしますよね。

 

その一方で、もし本当に二酸化炭素が増えて酸欠状態になるほど体に良い効果があるとしても、炭酸水を飲んだ時は息を止めたときのような苦しさは特にないことから「そんなに酸欠状態になってるのかなあ?」という気がしないでもないです。

炭酸水が疲労を回復する?

炭酸水が疲労回復に効果がある根拠として

炭酸が体内の疲労物質・乳酸と結びついて二酸化炭素と水に変換してくれる

という説明をしているサイトがあります。もしこれが本当なら、炭酸水は疲労回復には効果がないどころか逆効果になってしまいます。

 

乳酸と言えば疲労した筋肉にたまる疲労物質として、筋トレをかじったことがある人ならよく馴染みのある言葉だと思います。

合わせて読みたい!  ”痩せ菌”酪酸菌の効果は?増やす食事やサプリメントは?


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これは疲労した筋肉中に増えることから疲労の原因となる物質というふうに長らく考えられていたのですが、最近ではこの乳酸こそが「疲労回復物質」であることが明らかになってきたのです。

 

つまり、疲労した筋肉を修復するために体内で増えてくれるのが乳酸だったのです。だから炭酸水が乳酸と結びついて二酸化炭素と水に変換して体外へ排出してしまうとしたら、むしろ疲労回復にはつながらないことになります。

炭酸水が便秘の解消効果をもたらす?

これまでは炭酸水が吸収されて血液の酸欠状態を作り出すことでもたらされる健康効果のお話をしてきましたが、ここからは炭酸水が腸にもたらす効果のお話です。

 

炭酸水には便秘解消をしてくれる効果があるとされています。

 

その理由として言われているのが「炭酸のシュワシュワした感じが腸を刺激して蠕動運動を活性化させる」というなんともアバウトな理屈です。

 

確かに炭酸の刺激が腸をも刺激するという風にイメージはしやすいですが、果たしてこれは本当に効果があるのか・・・

 

腸の仕組みをよくわかっていない人にはこの説明でもごまかせるかもしれませんが、ちょっと私にとっては腑に落ちないところがありますね。

 

腸の蠕動運動を活発にするのは炭酸ではなく、ビフィズス菌が糖質を代謝することで作り出す短鎖脂肪酸です(酢酸、酪酸、プロピオン酸など)。これは直接体に取り込むのではなくオリゴ糖食物繊維などの「消化しづらい糖質」をあえて摂取することでしか作り出せません。

 

それは、短鎖脂肪酸を直接取ってもビフィズス菌に届ける前に吸収されてしまうから

 

ビフィズス菌が生息しているのは小腸の奥の大腸です。しかし普通の食べ物は小腸で吸収されてしまうので大腸へ届きません。

ビフィズス菌

おそらく炭酸を取っても小腸で吸収され、大腸へは届かないのではないかと思います。

 

というわけで私は、炭酸水には便秘を解消する効果はそれほど期待できないのではないかと考えています。

 

飲み過ぎによる下痢やおならの危険性とは

炭酸水は飲みすぎると下痢やおならを誘発してしまう危険性が懸念されています。それぞれ考えていきましょう。

 

下痢

子供 腹痛

炭酸水の飲み過ぎが下痢を誘発する危険性が懸念されます。

 

これは炭酸水が腸を刺激する効果を持つことから、飲み過ぎによって刺激されすぎることでもたらされると言われています。

 

つまり「炭酸水が便秘に効果があることの裏返し」というわけですが、私はこれは少し違うと思います(そもそも前段で炭酸水の便秘解消効果は否定しましたね)。

 

下痢というのはそもそも、便に含まれる水分が通常よりも多い状態のことを言います。なぜ下痢が引き起こされるのかというと

異物を緊急的に排除するために下痢になる
②消化できない物質を多量に取ることによる浸透圧性の下痢になる
水分を取りすぎて下痢になる

という3つの原因が考えられます。

 

①というのはわかりやすい例で言うと食中毒による下痢ですね。体に吸収される前に緊急で体外へ排出する必要がある為に大量の水分を混ぜて便と一緒に排出するのです。

 

②は、キシリトール配合ガムの注意書きに「取りすぎるとお腹を下す危険性があります」という風に書いているものですが、消化できない物質を多量に取るとそれによる浸透圧で便の水分が多くなって下痢になります。

 

③も①や②と似たようなものですが、大量に取りすぎた水分を排出するために下痢になります。

 

つまり炭酸水を飲みすぎたことによる下痢というのは①でも②でもなく③の水分を取りすぎたことにより起こるのです。

 

まあ、過程がどうあろうと炭酸水が下痢の危険性を孕んでいるというのは同じなんですけどね。ただ、食べ過ぎや飲み過ぎが下痢を引き起こすというのは別に炭酸水に限ったことではないとも言えます。

おなら

おならに関しては「危険性」と言うほどのものでも無いと思いますが、やはり炭酸水を取るとおならが増えます。

 

炭酸水を取ると「げっぷが増える」というのは体感としてあると思います。そして炭酸を飲んだ後のげっぷというのは鼻がツーンとして痛いんですよね。

 

げっぷもおならも、「空気を飲み込むこと」が原因で起こります。それが上に出るか下に出るかの違いなんですね。げっぷになるかおならになるかの違いは体質によるようです。

 

なぜげっぷやおならが増えるのかというと、炭酸水を飲み込むことで「炭酸ガス」が発生するからという単純な理由です。

元々炭酸水にはシュワシュワとした気泡がありますし、水に溶けている炭酸が気体となればより多くのガスを発生させておならの回数を増やします。

 

おならが出やすくなることがまるで腸を活性化して便秘を解消する効果にもつながっているようにも思えますが、これは単純に空気を飲み込んだこと同じと考えることが出来ます。

 

空気を飲み込むことで便秘は解消されませんよね?ただおならが増えるだけです。

 

まあ二酸化炭素は無臭の気体ですからそこまで臭いおならではないものの、他の気体も混じるので全く臭いがしないわけではありません。やはり炭酸水の飲み過ぎは控えたほうが良いですね。

 

以上のことから、炭酸水は酸欠状態を作り出すことによる健康効果は多少期待できるものの、便秘の解消効果はそれほど期待できず、飲み過ぎが下痢やおならを誘発してしまうものと言えるでしょう。

 

まとめ:炭酸水の飲み過ぎは下痢やおならを誘発する危険性が?便秘解消の効果は?

炭酸水の健康効果や危険性の話をしてきましたが、まとめると

・炭酸水の二酸化炭素が血液を酸欠状態にすることで健康効果が期待できる
・炭酸水は便秘解消には特に効果はない
・炭酸水の飲み過ぎは下痢やおならを誘発してしまう

 

ということですね。炭酸水は味を楽しむという目的で取るのは良いものの、健康効果にはそれほど過剰な期待をするのはやめたほうがいいのではないでしょうか(特に便秘解消効果)。

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