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健康食品としてローヤルゼリーというものの名前はよく聞きますが、一体何なのかよくわかっていない人も多いでしょう。

ローヤルゼリーには様々な効用があると謳われており、その中でも腸内フローラを改善するというものもあります。

 

こちらではローヤルゼリーとはそもそもどのようなものなのか?また、ローヤルゼリーの腸内フローラ改善効果とはどのようなものなのか?ということをお話していきたいと思います。

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ローヤルゼリーとは

ローヤルゼリーとは一体何なのかというと、ミツバチの中でも若い働き蜂が花粉や蓄えた蜜を食べて体内で合成した乳白色のクリーム状の物質のことを言います。

 

このあたりの説明をよく理解せず、ミツバチが作るからといって「超高級なはちみつ」と勘違いする人もいるみたいなので注意が必要です。

この働き蜂が作ったローヤルゼリーはどうするのかというと、女王蜂となる幼虫や成虫となった女王蜂に食べ物として供給するのです。

 

ローヤル(royal)というのは王家とか国王といった意味がありますが、ローヤルゼリーとは正にその名前の通り「女王のためのゼリー」ということなのです。

 

女王蜂ってひと目で見て分かるくらい他の働き蜂に比べて大きくなるし、寿命も長いですよね。何しろ大きさは2~3倍になり、働き蜂の寿命が1ヶ月なのに対して女王蜂の寿命は数年続きます。それは正にこのローヤルゼリーのパワーということなのです。

女王蜂に選出される幼虫の基準というのはよくわかっておりません。何しろ蜂というのは女王蜂しか繁殖能力を持たないため、全ての幼虫が女王蜂の子供なのです。その中から一匹だけ新しい女王蜂が選ばれるのですが血筋は皆同じ正当な後継者なんです。

 

ともかく女王蜂に選ばれた個体は生涯に渡ってこのローヤルゼリーのみを食し、その他の働き蜂は孵化して3日はローヤルゼリーよりずっと栄養価の低い「ワーカーゼリー」を食べてその後は花粉や蜂蜜を食べると言います。

 

生まれながらにして王となる運命が決められていて、その他大勢が這い上がる機会がないというのはちょっと気の毒な気もしますね。

 

まあそんな女王蜂にしか食べることが許されない特別な食べ物がローヤルゼリーというわけです。

 

なぜ女王蜂の寿命が長いのか?

女王蜂を女王蜂たらしめるのはローヤルゼリーの力ですが、具体的にローヤルゼリーにどんな効用があるのかというのは気になりますよね。

 

今までの話からすると、ローヤルゼリーを食べることで寿命が飛躍的に伸びるような気持ちになるでしょう。何しろ女王蜂は働き蜂よりも20倍以上も寿命が長いのですから。

 

この寿命の差というのは、もちろんローヤルゼリーそのものが栄養価が高いというのも1つの要因でしょうが、それ以上に「ローヤルゼリーを作り出すことの負担」があると思っています。

 

ローヤルゼリーは働き蜂が花の蜜と花粉を混ぜ合わせて体内で加工して作り、それが女王蜂の唯一の栄養源として供給されるわけです。

 

つまり働き蜂は、この花粉や蜜を摂取してもそれを全て自らの体に取り込むのではなく、ほとんどを女王蜂に分け与えているということです。

 

おそらくこれらの栄養を自ら吸収していればもっと長く生きられると思いますが、その大部分を女王蜂に献上しているというのが、働き蜂と女王蜂の寿命にこれだけ開きがあることの理由なのではないでしょうか。また、ローヤルゼリーを作り出すということの体の負担もあるのでしょう。

 

そんなわけで、ローヤルゼリーを食べたからといって寿命が飛躍的に伸びた!というような効用はそれほど期待できないと思います。

 

そもそもミツバチと私たち人間では個体としての大きさがまるで違いますから同じ効果を得るにしても相当多くの摂取量が必要でしょうしね。

 

まあ現在ローヤルゼリーが寿命を伸ばす効用を持つ原因である「R物質」の正体を科学者たちが研究しているようですので、それがわかったらまた見解を改めたいと思います。

 

ローヤルゼリーの効用

少しローヤルゼリーについて否定的な話もしましたが、体に良い効用があるというのも事実です。

 

まず挙げられるのが「デセン酸」という有機酸。

 

これはローヤルゼリーにしか含まれていない物質で、別名ローヤルゼリー酸なんて呼ばれていたりもします。

 

このデセン酸が前述の「R物質」なのではないかと言われていたりもしますがそれはまだわかっていません。

 

具体的にデセン酸の効用として挙げられているのは

・血糖値をコントロール
・中性脂肪を分解する
・コレステロールを減らす
・殺菌作用
・免疫力向上
・女性ホルモンの増加

 

といったものです。様々な健康に良い効用が示されているんですね。

 

結局は腸内フローラを整えればいいのでは?

しかしよく見てみると気づきませんか?私のサイトをご覧になっている方ならきっとすぐ分かると思いますが、これ全部、腸内細菌が関係している効用でもあるんですよね。

 

腸内細菌、つまりビフィズス菌が水溶性食物繊維やオリゴ糖をエサにすることで作られる短鎖脂肪酸は
・余分な糖質の吸収を抑え(血糖値のコントロール)
・余分な脂肪の蓄積を抑えて脂肪を分解し(中性脂肪の分解)
・肝臓でのコレステロール合成を抑制し(コレステロールを減らす)
・腸内を酸性に保ち悪玉菌の繁殖を防ぎ(殺菌作用)
・体の免疫機能の60%を有する腸の免疫バランスを調節(免疫力向上)

合わせて読みたい!  ”痩せ菌”酪酸菌の効果は?増やす食事やサプリメントは?


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という効用が知られています。

 

女性ホルモンの向上に関しては短鎖脂肪酸が担う効用ではありませんが、女性ホルモンと同じ効果を持つ大豆イソフラボンをより有効な「エクオール」へと変えるのが他でもない腸内細菌です。

腸内環境

以上のことから、ローヤルゼリーを取ることによるデセン酸を取り入れるメリットは腸内フローラを整えることで全て得られるという風に考えています。

 

ただローヤルゼリーには腸内フローラを整えるための物質が他に含まれています。

 

それはグルコン酸という物質です。

グルコン酸とは

水溶性食物繊維やオリゴ糖がビフィズス菌のエサになるというのはよく言われておりますが、有機酸の一つであるグルコン酸もそれらと同じようにビフィズス菌のエサになってビフィズス菌を増やすという研究結果が1993年の日本栄養食糧学会で発表されました。

 

有機酸というと短鎖脂肪酸のお話はこのサイトでも何度かしていますよね。

 

短鎖脂肪酸は酪酸、プロピオン酸、酢酸、あとは短鎖脂肪酸から除外するところもありますが乳酸など、とにかく体に有益な効用を示す有機酸は色々あります。

 

これらの有機酸に共通するのは、食べ物やサプリメントで摂取しようとしても大腸に届く前に胃や小腸で分解・吸収されてしまうので意味がないということでした。まあ食べようとしても酪酸とかは臭くてとても無理なんですけど・・・

 

しかしグルコン酸は胃酸や胆汁酸といった消化液にも強い耐性があって大腸へ届き、かつビフィズス菌を増やす効用があるのです。

 

そしてローヤルゼリーは他のどの食品よりも多くのグルコン酸を含んでおり(1.4%)、はちみつの0.3%と比べると4倍以上のグルコン酸が含まれていることになります。

 

グルコン酸はグルコースからも作られる

 

グルコン酸という名前からなんとなくグルコース(ブドウ糖)に似てるなって思いますよね?

 

それもそのはず、グルコン酸というのはグルコースを酸化することで作られる有機酸だからです。だから工業的な目的で生成することも可能ですが、糖分を摂取した体内でグルコースを代謝することでも作られます。

これはグルコースが解糖系というややこしい経路に放り込まれることでその一部がグルコン酸へと変わるのみであり、グルコースを取ってそれをグルコン酸に変えようというのは効率が悪い話です。

 

そもそもグルコースを取ろうというのは要するに甘いものをたくさん食べましょうって話で、多くの人にとってそれは健康上の問題で出来ない、もしくはやりたくないと思うのが普通でしょう。

 

ローヤルゼリーの利点はあるか?

グルコン酸のビフィズス菌を増殖させる効用というのは、オリゴ糖とほぼ同じくらいの性質を示すという研究結果が報告されております。

※参考 グルコン酸のヒト腸内菌叢に及ぼす影響

 

つまりビフィズス菌を増やすという観点で見ればグルコン酸でもオリゴ糖でもどっちでも良く、あえてグルコン酸を取ることのメリットはないということでもあります。

 

まあグルコン酸は酸味料でありオリゴ糖は甘味料ということでどちらか一方しか取れないということはなく、両方合わせても問題はないのですが両方含んだ食品やサプリメントってほぼ無いんですよね。

 

はちみつなんかはグルコン酸とオリゴ糖を両方含む食品として知られていますけど、その含有量はグルコン酸が0.3%、オリゴ糖が1.2%とごく僅かです。しかもグルコン酸よりオリゴ糖の方が多いという。

 

はちみつのお話はこちら

 

日々の生活で食品として取り入れるとしても、グルコン酸よりオリゴ糖の方が手広く使える感じですよね。

 

オリゴ糖のような甘味料なら肉じゃがやすき焼きといった料理にも使えるし、お菓子作りのときに砂糖の代わりに入れることもできるし、もっと簡単にコーヒーに入れるという用途もあります。

 

しかしグルコン酸は酸味料ですからなかなか使い所がない上に、ましてやローヤルゼリーなんて料理に使えるはずもありませんね。

 

ローヤルゼリーは発酵したような独特な酸味と苦味を持ち、ピリピリとした舌がしびれるような感覚を覚えたりと味は率直に言って美味しくありません。

 

良薬口に苦しと言いますし、我慢して飲み続ける事ができるなら良いですけどね。もしくはローヤルゼリーの味が好きとか、グルコン酸の酸味が好きとかなら続ける事もできるでしょう。

 

しかしそうでないなら、甘味料として手広く使えるオリゴ糖の方が「腸内フローラ改善の効用」という観点だけで見るなら実用性があるように思えます。

 

そもそもローヤルゼリーに含まれるグルコン酸はたった1.4%で、それだったら純度の高いオリゴ糖を取ったほうが良いんじゃないかって思うのは当然です。

 

まあローヤルゼリーもこんなものがあったので一応紹介しておきますね。

ローヤルゼリー

 

そして私オススメのオリゴ糖はこちらです

 

これまでの話を踏まえた上でどちらを選ぶかの判断は任せます。

 

まとめ:ローヤルゼリーに腸内フローラ改善の効用?グルコン酸がはちみつの4倍!

ローヤルゼリーの腸内フローラ改善効果のお話をしてきましたが、まとめると

 

・ローヤルゼリーに含まれるデセン酸の効用は腸内フローラ改善でも得られる!
・ローヤルゼリーに含まれるグルコン酸はオリゴ糖と同じくらいビフィズス菌を増やす
・実用性で見るとオリゴ糖の方が使いやすい

ということですね。ローヤルゼリーの寿命を伸ばすR物質が何なのか分かれば、また違ってくるのでしょうけどね。ともかく現状ではオリゴ糖の方が使い勝手が良いということでしょう。

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