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プーアル茶は数ある中国茶の中でも比較的有名な部類ですよね。

ウーロン茶にはその知名度は及ばないものの、日本でもよく知られています。ドラゴンボールにもウーロンとプーアルがいますしね。

 

 

今回はそんなプーアル茶の便秘解消効果や、プーアル茶に含まれるカフェインによる下痢の副作用のお話をしていきたいと思います。

 

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プーアル茶とウーロン茶の違いとは

まずプーアル茶とはどんなお茶なのか?ということを知らなければなりません。

 

冒頭で少し話に出たウーロンというのは、緑茶と同じ「チャノキ」という茶葉から作られていて、その発酵度合いによって紅茶になったりするというのは有名な話です。

「ウーロン茶が緑茶と同じ茶葉とは知りませんでした」と三谷幸喜さんが言っているCMは記憶に新しいところですね。

 

そしてウーロン茶は茶葉を「半発酵」させることで作られるのですが、プーアル茶もこの同じ茶葉から「半発酵」させることにより作られます。

 

ではウーロン茶とプーアル茶は何が違うのかというと、その発酵のさせ方が異なります。

 

ウーロン茶は酸化発酵をさせて、ほどよく酸化したら火入れを行って酸化をストップさせます。

プーアル茶は酸化発酵をさせた後に水分が残っている状態で高温多湿の環境に置くことで空気中の細菌に発酵させる「細菌発酵」を促して作られます。

 

この工程の一手間が日本ではプーアル茶があまり飲まれていない理由なのかもしれませんね。ウーロン茶のほうが簡単に作れますから。

 

厳密に言うと「発酵」というのは細菌やカビなどの微生物を用いて行われるのでウーロン茶は正確には「発酵」とは呼ばずにプーアル茶のみが「発酵」で作られるとも言えるのですが、まあ「発酵のさせ方が違う」というのがわかりやすい覚え方でしょうね。

 

プーアル茶の便秘解消効果とは?

プーアル茶には便秘を解消してくれる効果があるとされています。

 

これは烏龍茶の話の時にもしましたが、重合ポリフェノールが入っていることが理由です。ポリフェノールが胃腸の働きを活発にして排便を促してくれるからですね。

 

 

ポリフェノール以外だと、便を柔らかくする効果のあるマグネシウムやビタミンB、カリウム、鉄なども含まれています。

 

ただ後述するようにプーアル茶に含まれるカフェインが原因で、飲みすぎが逆に便秘の副作用を引き起こす可能性があることを考えると、それほどものすごい便秘解消効果が得られるわけではないのかな、とも思います。

 

また、プーアル茶が腸内環境を改善してそれが便秘の解消効果へとつながるという意見もありますが、具体的にプーアル茶のどの成分が腸内環境の改善に効果があるのかは定かではありません。

 

腸内環境を改善するものといえばオリゴ糖と食物繊維ですが、こういったものは特に含まれていませんね。

飲みすぎによる副作用とは?

プーアル茶を飲みすぎると下痢の副作用をもたらすというふうに言われています。まあ、飲みすぎればなんらかの副作用をもたらすのは当然のことではあるのですが・・・

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そして、前段ではプーアル茶の便秘解消効果の話をしましたが逆に便秘を悪化させる副作用も懸念されています。

カフェインによる副作用

便秘にしても下痢にしても、プーアル茶の副作用を説明する上で欠かせないのはそのカフェイン含有量です。

 

多くのサイトではこのカフェインについて「茶葉を発酵させる過程でカフェインが減少する」という説明をしております。そしてこれが「緑茶の半分のカフェイン量」という説明の根拠になっていますが、実はこれは誤りで茶葉を発酵させてもカフェインは減少しないという論文が発表されています

 

だから普通の緑茶などと同じように、プーアル茶は飲みすぎるとカフェインの副作用があるということを考えなくてはいけません。

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これは烏龍茶の時と同じ話になりますが、カフェインは異物であり、また交感神経を刺激するので飲みすぎによって下痢を引き起こしたり、反対に便秘を引き起こしたりもします。それは体質によりますね。

 

そして、妊婦さんは特にこの飲みすぎによるカフェイン過多には注意しなくてはなりません。

赤ちゃんはカフェインを分解する力が弱いですからね。母乳を通して赤ちゃんにカフェインが伝わってしまったり、あるいはお腹の中にいるときですら胎盤を通して赤ちゃんにカフェインが伝わってしまいます。

 

没食子酸と重合カテキンによる脂肪吸収抑制作用がもたらす副作用

プーアル茶に限らず、ウーロン茶なども含めて茶葉を発酵させてつくるお茶にはカテキンから変化した没食子酸やポリフェノールの一種である重合カテキンが含まれています。

 

これらを含んだお茶を飲むことで、摂取した脂肪分は本来小腸で吸収されるところを阻害します。

 

つまり吸収させずに体外へと排出させるのです。

 

一見嬉しい効果にも思えますね。実際にこの効果によりプーアル茶はダイエット目的で飲まれたりするのですが、脂肪が小腸で吸収されないということは、その先の大腸へ異物として運ばれるということ。これの度が過ぎればお腹を下して、下痢の副作用をもたらすというわけです。

 

まあこれは脂肪分解とのトレードオフの副作用という感じでしょうね。

シュウ酸による副作用

プーアル茶にはシュウ酸が含まれており、これによる副作用も懸念されます。

 

シュウ酸というのは山芋のかゆみ成分だったり、生で食べると毒なこんにゃく芋にも含まれているものですね。

山芋を食べると口の周りが痒くなるのは、とりもなおさずこのシュウ酸によってもたらされる副作用です。

 

痒くなるだけで済めばいいのですが、取り入れると体内のカルシウムと結びついて尿路結石の原因となるシュウ酸カルシウムを形成してしまったりします。

 

まあシュウ酸というのはホウレンソウにも含まれていたりしますし、適度な量を守っていればそうそう尿路結石などの副作用は起こりません。

 

そして通常はシュウ酸というのは腸内でカルシウムと結びついて便となって排出されます。体内のカルシウムが不足すると行き場をなくしたシュウ酸が腎臓にあるカルシウムと結びついてしまうことから尿路結石は引き起こされるので、カルシウムを同時に摂取することでこの副作用は防げます。

 

まあ、尿路結石を患っている方は症状が悪化しないようにプーアル茶の飲みすぎには十分注意しましょう。

 

以上を踏まえると、特筆すべき副作用は見当たらないものの、便秘の解消効果はそれほど期待できない飲み物と言えそうです。まあお茶というのは本来、風味を楽しむためのものであって、健康はその次に考えたほうが良いのではないでしょうか。

 

まとめ:プーアル茶は便秘に効果あり?カフェインが飲みすぎで下痢の副作用?

プーアル茶の便秘解消の効果や、そこに含まれるカフェインが原因で起こる下痢などの副作用についてお話してきましたが、まとめると

・プーアル茶は烏龍茶と同じ茶葉から作られるが発酵の仕方が異なる
・プーアル茶に含まれる重合カテキン(ポリフェノール)が便秘に効果あり
・プーアル茶に含まれるカフェインは異物なので人によって下痢や便秘の副作用をもたらす
・プーアル茶に含まれる没食子酸と重合カテキンは脂肪の吸収を抑制する一方で下痢の副作用をもたらす

ということですね。一方では便秘に効果があり、もう一方では便秘を悪化させるという2つの意見がありますが、要するにプーアル茶に目を見張るほどの便秘改善効果が見込めないということの裏返しではないでしょうか。やはり便秘改善にはオリゴ糖が一番だと思います。

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