オリゴ糖といえば便秘解消、便秘解消と言えばオリゴ糖。それくらいオリゴ糖というのは便秘の解消と密接に関わっているアイテムと言えますし、当サイトでも散々オリゴ糖がもたらす効果というのをお話してきました。
しかし当然ですが、いかにオリゴ糖がものすごい効果を持つアイテムとは言えども万人に効く特効薬というわけではなく、中には「オリゴ糖を取っても便秘解消に効かない!」という人も出てきます。
なぜオリゴ糖が便秘に効かない!という人が出てきてしまうのでしょうか?
個人差と言ってしまえばそれまでなのですが、もしかしたらオリゴ糖の食べ方、選び方などが間違ってしまっている可能性があります。
そういった人であれば少しやり方を変えるだけでオリゴ糖を取ることで便秘解消出来る方向へと変えることが出来ると思いますから、是非それを知ってほしいですね。
こちらではオリゴ糖が便秘解消に効かない原因をお話していきたいと思います。
目次
オリゴ糖がもたらす効果とは?
まずは、オリゴ糖を取ることでどんな効果が得られるのかというのを改めて復習しておきましょう。
オリゴ糖というのは消化されない小糖類(主に三糖以上の構造のもの)の総称で、消化されずに大腸に届いてビフィズス菌のエサになります。
オリゴ糖をエサにしたビフィズス菌は、それによって自身の数を増やしたり短鎖脂肪酸を生み出してくれます。この短鎖脂肪酸こそが腸内環境改善の要とも言える物質であり、具体的には
・腸内を酸性に保って悪玉菌の繁殖を防ぐ
・腸の蠕動運動を活性化させる
・病原菌などの有害物質から守るバリア機能の強化
・余計な脂肪の分解
・糖尿病の予防
・免疫機能の調節によるアレルギー抑制
・大腸がんの予防
・カルシウム吸収を促して骨の強化
・妊娠しやすい体づくり
といった、体の様々な部分に良い効果をもたらしてくれます。便秘解消というのはそのうちの一つに過ぎないのですが、オリゴ糖がもたらしてくれる効果としては最もメジャーなものですね。
オリゴ糖の効果についての詳細はまた別のところで詳しくお話していますので、参考にしていただければと思います。
オリゴ糖が便秘の解消に効かない!?その原因とは
ここからが本題ですが、中にはオリゴ糖を取っても便秘解消に効かない!という人もいるようです。
なぜオリゴ糖が効かないのか?それをケース別に考えてみたいと思います。
オリゴ糖の選び方が間違っているから効かない
まず最初に考えられるのは、そもそもオリゴ糖の選び方が間違っていて効かないというケースです。
オリゴ糖という商品は、その辺のスーパーやドラッグストアでも簡単に買うことが出来ます。
おそらく大抵の人は「オリゴ糖なんてどれも同じでしょ?」と考えていると思いますし、手ごろな価格で買えるので試しに買ってみようという気持ちになってしまうのは分からないでもないです。
しかし通常の市販のオリゴ糖は
- 余計な成分が入っていてオリゴ糖の純度が低い
- 一種類のオリゴ糖しか入っていない
- 効果の薄い種類のオリゴ糖が入っている
という問題を抱えています。
1.オリゴ糖の純度が低い
これについては言わずもがなですが、オリゴ糖としての純度が低ければ効果が落ちるのは当然です。主に砂糖や人工甘味料などが配合されていることがおいですが、砂糖がブレンドしてあれば効かないどころか太りやすくなります。
2.一種類のオリゴ糖しか入っていない
実はオリゴ糖というのは一種類のみのものを取るよりも、数種類のオリゴ糖を組み合わせて取ったほうがより高い効果を発揮します。それはオリゴ糖をエサにするビフィズス菌にも色々な種類があって、好んで食べるオリゴ糖の種類も異なるからなんですね。
3.効果の薄いオリゴ糖が入っている
これは前段の2.一種類のオリゴ糖しか入っていない とも関連してきますが、その一種類しか入っていないオリゴ糖がそもそも効果が薄い種類のものだったら意味がありません。ビフィズス菌にも色々な種類がありますからね。
具体的には、市販のオリゴ糖シロップには安価に大量生産できるイソマルトオリゴ糖が使われることが多いです。
市販のオリゴ糖は工業的なコストを優先するので安価な人工甘味料や砂糖を加えて純度が薄くなってしまったり、数種類のオリゴ糖をブレンドするという手間を惜しんで効果の薄いオリゴ糖を一種類のみで作ったりします。
だから価格はお手頃だとしても効果が薄くなってしまうのです。
そして個人的には、スーパーやドラッグストアのオリゴ糖は「手軽に買えてしまう」というのは罪だと思いますね。
なぜならそのオリゴ糖を使っても効かない、という場合に「じゃあ他のもっと質の良いオリゴ糖を買おう」とはならず「オリゴ糖なんて全然効かないからやめた!」とオリゴ糖自体をシャットアウトしてしまうからです。
こうなると良質なオリゴ糖の存在を知ることなくオリゴ糖と永遠の別れになってしまいます。
「試しにやる」というのならなおさら、最初には良質なオリゴ糖を選ぶ必要があるのです。適当に選んでしまうと「オリゴ糖は便秘に効かない!」という風になってしまいますからね。
オリゴ糖を摂取する期間が短すぎて効かない
当たり前ですがオリゴ糖は医薬品ではなく健康食品です。便秘薬のような即効性を期待してオリゴ糖を摂取していると、思っていたより効かない!ということになります。
便秘薬とオリゴ糖では便秘解消のためのアプローチが全く異なります。
便秘薬はその名前の通り「薬」ですから、便秘に対して明確に効果があり即効性もあります。
ただし便秘薬はあくまで「詰まった便をすぐに排出する」という目的の元に作られた下剤のようなものなので、腸内環境に対して良い効果はないばかりか、種類によっては大腸メラノーシスといった病気を引き起こす副作用もあります。
一方オリゴ糖のほうは、善玉菌(ビフィズス菌)のエサにして徐々に増やしていくことで便秘を解消するというものです。腸内環境が悪化していれば元々の善玉菌の数が少ないのですぐには効かないのは当たり前です。
すぐには効かないものの、便秘薬と違って腸内環境を根本から改善することが出来るのであきらめず続けましょう。
また、オリゴ糖を取り始めた初期のほうはお腹が張るような感じがしたりゴロゴロしたりガスが出たりといった悪い変化をすることもありますが、これは徐々にオリゴ糖が効き始めたという証拠なのでここでやめないようにしましょう。
まあ前段のようにそもそものオリゴ糖の選び方が間違っているという可能性もあるのですが。
そうならないためには
①良質なオリゴ糖を選ぶ
②続ける
という二つのことが必要になってくるのですね。
幸い、オリゴ糖というのは「甘味料」なので料理に入れたり飲み物にすることで「続ける」ことが容易です。私自身もコーヒーに入れることでオリゴ糖は毎日飲めていますね。
「腸内環境停滞期」に入ってしまって効かない
オリゴ糖を取り続けて順調に効果を実感できるようになってきたのに、あるところを境に徐々に効果が薄れて効かない!という時期が訪れます。
これは「腸内環境停滞期」というものです。
腸内細菌はご存知のようにいわゆる「善玉菌」と「悪玉菌」がその勢力を争っているわけですが、オリゴ糖を取ることで善玉菌が優位になります。
しかし今度は、その優位になった善玉菌の攻撃に耐性をつけた進化した悪玉菌が出現してしまうことがあるのです。こうなると「腸内環境停滞期」に陥ります。
「オリゴ糖は善玉菌のみに代謝されて悪玉菌のエサにはならない!」と言っているところもありますが、実はこれは間違いで悪玉菌でも糖質をエサにすることがあります。そもそも腸内細菌には「善」も「悪」もなく、糖というのは腸内細菌すべてに多かれ少なかれ代謝されるものです。
だからオリゴ糖を取ることでかえって悪玉菌が勢力を増すというタイミングもあるのです。それが腸内環境停滞期というわけですね。
こうなった時には一時的にオリゴ糖の摂取量を数日ほど減らしましょう。そして悪玉菌を油断させておいてから今度は減らす前よりも多く摂取することで油断した悪玉菌をやっつけることが出来ます。
ここで「オリゴ糖を飲んでも効かない!」と諦めてしまっては結局また元に戻ってしまいますので、根気よく続けることが大事です。
良質なオリゴ糖を選び、根気よく続けるという一見当たり前のことを続けることでオリゴ糖は効果を発揮することが出来ます。
良質なオリゴ糖については、僭越ながら私が使っているオリゴ糖が最も効果的だと思います。
市販のオリゴ糖の問題点である
①純度が低い
②一種類のオリゴ糖しかない
③効果の薄いオリゴ糖しか入っていない
の3つをすべてクリアしたものになっていますので、もし興味のある方は、実際に使ってみてのレビューなどもしているので参考にしてみてくださいね。
まとめ:オリゴ糖が便秘に効かないと言われる原因とは!?
オリゴ糖が効かないのは
①良質なオリゴ糖を選べていない
②すぐ結果が出ないからといって諦めてしまう
③腸内環境停滞期に陥っている
という原因が考えられます。良質なオリゴ糖を選んで根気よく続けることが何より大事ですね。
オリゴ糖ならこれ!
オリゴ糖をお探しでしたら、すでに実績があって口コミでの評判も良好なものを買うのをオススメします。
私が使っているオリゴ糖は数種類のオリゴ糖を黄金比率でブレンドした高純度のオリゴ糖というもので、「日本一売れているオリゴ糖」でもありその実績と信頼は確かなもので、妊婦や赤ちゃんでも安心して使うことが出来ます。
オリゴ糖にも色々な種類がありすぎてどんなオリゴ糖を選んだら良いかわからないという方は是非このオリゴ糖を参考にしてくださいね。
私も使ってみて便秘が解消しましたし、実際に使っての詳細なレビューも書いています。日本一売れているオリゴ糖を詳しく知りたいという方はそちらもご覧ください。