年齢を重ねるごとに妊娠や出産が難しくなるというのはすでに周知のとおりですね。
中でも40代となると高齢出産どころか「超高齢出産」とも言える年齢になります。40歳を迎えると、いわゆる自然妊娠率は5%ほどに低下してその後も年齢を重ねるにつれてどんどん妊娠する確率は低くなっていきます。
しかし、年齢が40代だからといって妊娠・出産を諦めてはいけません。
40代の高齢出産の成功率を高める方法というのは確かに存在します。そのカギとなるのは「腸内環境を整えること」です。
一見関係ないように思える妊娠・出産と腸内環境はなぜ関係してくるのでしょうか?
目次
年齢による妊娠率低下は避けられない
はじめにハッキリ言っておかなければならないのは、「年齢を重ねることで妊娠率が下がる」というのは事実だということです。
生き物である以上は年齢、老化といったものから避けることは出来ませんし、それは妊娠においても同じ。
妊娠率、出産率は20代前半をピークにして年齢とともに緩やかに下降していき、35歳くらいを境目にして急激に下っていき、40代となると20代の頃の自然妊娠率の1/4以下になってしまいます。
具体的に年齢を重ねることでどう妊娠率の低下を招くのかというと
①年齢による卵母細胞の減少
②年齢による卵子の老化
③年齢による子宮内膜の老化
というものが考えられます。
①卵母細胞の減少
卵母細胞というのは卵子の元になる細胞で、これが成熟することで卵子となるわけですが、実はこの卵母細胞は一生の内で数が決まっていて、減ることはあれども増えることはありません。乳児の時をピークに、成長するにつれて減るのみです。
卵母細胞が年齢と共に減少すれば、単純に卵子となる細胞が減りますので、頭数の問題で妊娠する確率が低下します。
40代という年齢であればなおさらですね。
②卵子の劣化
年齢を重ねるのは外見だけでなく、中身もそうですね。
そしてそれは卵巣といった生殖器も同様で、そこから作り出される卵子も年齢による質の劣化が懸念されます。
老化した卵子は精子と出会ってもうまく結合出来なかったり、結合して受精卵になってもうまく着床できなかったりします。
そして仮に着床まで至ったとしても流産してしまったりするリスクも高まります。
③子宮内膜の劣化
年齢による卵子の劣化でも少し話しましたが、受精卵が着床せずに妊娠の妨げになることが考えられます。
そしてそれは卵子の老化もそうですが、受精卵のベッドのような存在とも言える子宮内膜が劣化することにより、うまく受精卵が着床できないということが起こります。
特に、この子宮内膜というのは生理周期に伴って女性ホルモンの分泌が増えることにより厚くなり、受精卵の着床に備えます。
年齢を重ねれば女性ホルモンの分泌が減少するので、子宮内膜が満足に厚くならず妊娠に至らないということが起こるのです。
これらの理由以外にも年齢による妊娠率低下の原因はたくさんあるでしょうが、とにかく40代という年齢が若い頃よりも妊娠する確率が低くなってしまうというのは確かです。
問題は、40代のような年齢での高齢出産をいかにして成功確率を高めることができるか?というところにあります。
高齢出産に一番確率の高い方法は体外受精だけど・・・
最も確率の高い不妊治療に「体外受精」というものがあります。
これはその名前の通り、精子と卵子を抽出して体外で人工的に受精させ、出来た受精卵を子宮に戻して着床させるという方法です。
40代のような年齢が高い人の高齢出産においても高い効果を発揮する「希望」となっており、不妊治療の最後の手段とも言えます。その分価格も1回30~40万とかなりお高めです。
40代という年齢だと35歳以降の妊娠率の急速な低下の真っ最中ですから、できるだけ早くこの手段を取ったほうがいい場合もあります。
とはいえ、40代だからといって必ず体外受精が必要というわけでもありません。
梅ヶ丘産婦人科医院長の辰巳健一先生の話によれば
次に、40歳以上の妊娠例における妊娠方法ですが、タイミング法などの一般不妊治療が30%、人工授精が21%、そして、ARTが49%(新鮮胚移植25%、凍結胚移植24%)でした。ただし、凍結胚移植妊娠は妊娠時ではなく、凍結時に40歳以上であったケースだけを対象としています。
という風に、40代の高齢出産でも体外受精とそうではない方法の割合は半分くらいなのです。
一般に言う「自然妊娠率」は40代だと5%以下という話がありますが、これは「何も不妊治療をしなかった場合」の確率です。タイミング法を始めとする不妊治療を行うことで40代でも高齢出産を成功させることはそれほど難しいことではないのです。
だから40代になったからといって焦ってすぐ体外受精をする必要がないというのと同時に、普段の体のケアや不妊治療を真面目にやれば体外受精を行わなくとも40代で妊娠できるということです。
そしてこの普段の体のケアというのが非常に大事。
最終手段の体外受精を受けるにしてもそうでないにしても、卵子の質や子宮内膜の質を良くすることで妊娠する確率を高める事が出来るからです。
何よりも、体をケアすることで妊娠出来るなら、値段が高い体外受精を行わずに済みますからね。
そしてその高齢出産のカギとなる体のケアこそが、腸内環境の整備なのです。
なぜ腸内環境を整えることが高齢出産の成功につながるのか?
一見、「腸内環境を整えること」なんて妊娠とは全く関係ないように思えますよね。おそらく皆さんの認識も
腸内環境を整えるって便秘を治すだけじゃないの?
くらいのものでしょう。しかしこれは大きな間違いで、腸と妊娠というのは大いに関係していることです。
わかりやすい例を出すなら「妊娠中の便秘」というものがあります。
腸と子宮というのは平滑筋という筋肉を通じてつながっているのですが、妊娠すると着床した受精卵を育てるために子宮内膜が固く厚くなっていきます。
固く厚くなった子宮は柔軟性を失って動きが鈍り、その鈍りが平滑筋を通して腸の運動も鈍くして便秘になります。
そして、腸内環境を整えることと妊娠しやすさの関係を示す具体的なものには
①卵子の老化を防ぐ
②便秘による子宮の圧迫を防ぐ
③ストレスによる排卵分泌ホルモンの異常を防ぐ
④免疫機能を調整する
⑤栄養の吸収率が低下するのを防ぐ
という5つのものがあります。
そして、「ベビ活」高齢ママの腸内環境を整えるということを可能にするのがスルーラというサプリメントです。
スルーラは「腸内環境を整えることにより妊娠しやすい体を作る」というコンセプトで、葉酸やマカといった様々な妊活サプリを使っても全く効果がなくて途方に暮れていた「妊活サプリ難民」を救ってきた画期的なサプリメントなのです。
そして実際に41歳の人が妊活用サプリとして飲んでいます。
このスルーラについて徹底的に解説したものを別のところで書いており、上記の腸内環境を整えることにより妊娠しやすくなる5つの理由についても詳しくお話していますので、是非参考にしていただければと思います。
このスルーラこそが年齢が40代の高齢出産を成功させるカギになると確信しています。
まとめ:年齢が40代の高齢出産を成功させる秘訣は腸内環境にアリ!
年齢が40代の女性の高齢出産を成功させるための話をしてきましたが、まとめると
・年齢による妊娠率低下は避けられないが、40代のような高齢出産でも様々な手段がある
・40代の高齢出産を成功させる秘訣は腸内環境にあり
・高齢出産を成功させるためにはスルーラがオススメ
ということですね。スルーラには、障害児リスクを軽減する葉酸も厚生労働省の推奨量を含んでいます。高齢出産なら特に気になるところだとは思いますがその点も心配ないので是非オススメですね。
スルーラの公式サイトの説明も分かりやすいので、そちらも是非参考にしてくださいね。