小林製薬が販売している「命の母」と言えばテレビCMでもやっているように更年期障害に効果がある薬として有名ですよね。
しかしこの命の母というのはあくまでも医薬品ですから副作用が懸念されます。
便秘、下痢、腹痛、吐き気、さらには「太る」なんて副作用まで騒がれているほどです。
本当に命の母を取ると「太る」のでしょうか?その副作用についてお話していきましょう。
目次
命の母は第2類医薬品に分類される
命の母というのはサプリメントとは違って「第2類医薬品」に分類されるものです。
じゃあこの第2類医薬品が何なのかというと・・・・
実は医薬品は4段階に分けることが出来ます。
①要指導医薬品
②第1類医薬品
③第2類医薬品
④第3類医薬品
要指導医薬品が最も取り扱いにおける義務が重く、第1類~第3類と数字が大きくなるにつれて取り扱いが緩くなっていくイメージです。
要指導医薬品と第1類医薬品に関しては原則として薬剤師が説明を行わなければなりませんし、要指導医薬品に至っては通信販売ではなく対面での販売のみが認められています。
こういった医薬品は勝手に購入できないように、すぐには手が届かないような場所に陳列されていることが多いです。
「〇〇置いてますか?」と窓口の人に聞いたらレジの奥のほうから出してきたなんてことありますよね。
この中で言えば第2類医薬品は4段階中3番目ということになります。
第2類医薬品は薬剤師または登録販売者による説明が「努力義務」として定められており、薬剤師が説明することが「義務」になっている要指導医薬品や第1類医薬品と比べれば副作用は少なめと言えますが、全く安全というわけでもないことが分かります。
何しろこの分類は薬の効果の強さではなく純粋に「副作用が強い順番」での分類となっております。
少なくとも栄養補助食品であるサプリメントのように気軽に取れる性格のものではありませんね。
命の母の具体的な副作用は?
命の母には
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医師による治療を受けている人、妊娠している人、過去に薬でアレルギーを起こしたことがある人、体の弱い人、下痢をおこしやすい胃腸虚弱の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること。
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飲んだ後に、発疹やかゆみ、食欲不振。吐き気、激しい腹痛やそれに伴う下痢が起きることがある。また、生理が早めに来たり、経血量が増えたりすることもある。そのようなことがあった場合直ちに病院を受診すること。
という風に明確に副作用についての記載があります。
ここに書いてある副作用は「発疹やかゆみ、食欲不振、吐き気、腹痛、下痢、生理不順、経血量の増加」などですが、どういうわけか、命の母を飲んだら太る副作用があるなんていう風にも言われているのです。
命の母に含まれる成分はどんなものなのかというと、これは小林製薬HPから直接持ってきましたが
こんな感じになります。この中に含まれている成分には太るようなものはありませんし、実際に販売元の小林製薬も「命の母に太る成分は含まれていない」と明確に回答をしております。
小林製薬の担当が言うには「体調が戻ったことで食欲が戻り太ったのではないか」ということです。
まあ、「命の母を飲んだら太る副作用がある!」というのは一般人の口コミレベルの話ですし小林製薬としても太る成分が入っていないと回答している以上、こういった曖昧な予測での答えになってしまうのは仕方のないところでしょう。
命の母は太るかどうか?
小林製薬の担当は「命の母で直接太ることはない」と回答していますが、それにしては「命の母で太った」という報告が結構な数だけ上がっているのです。
担当からしてみれば自社製品を貶めることを言わないための当然の配慮なのかもしれません。
じゃあ本当のところは太るのか?太らないのか?をもう少し考えてみましょう。
命の母以外にも「飲むと太る」とされている薬があり、それは経口避妊薬です。いわゆる「ピル」ですね。
その他にも生理不順の治療などで投与される「女性ホルモン剤」でも太る副作用があるという風に言われています。
命の母、経口避妊薬、女性ホルモン剤・・・これらに共通するのは「女性ホルモンの調節」です。
命の母は女性ホルモンを増やすことで更年期障害を改善し、経口避妊薬は女性ホルモンにより排卵をコントロールし、女性ホルモン剤はそのままダイレクトに女性ホルモンを投与するものです。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンという二種類のものがありますが、エストロゲンには女性らしい体を作る作用があります。つまり皮下脂肪がつきやすくなり、全体的に丸みを帯びてふっくらした体つきに近づくということ。
またプロゲステロンには食欲を増進させて体に水分をため込む作用があります。
これらは女性が妊娠しやすい体づくりをするために必須なことですから、ある意味仕方のないことと言えるでしょう。
また、女性ホルモンの分泌が正常になれば前述の小林製薬の担当者が言うように体調が良くなって食欲も増進されることでしょう。
ということで、命の母に限らず女性ホルモンを増やすようなものを摂取すれば、太るという副作用がもたらされることは有り得る、というのが私の考えになります。
とはいえ更年期障害にはホットフラッシュからくる突然の大量発汗とか、薄毛やハゲといった女性にとっては致命的とも言える症状もありますから、これらに比べたら「太る」という副作用は目をつぶっても良いようなものにも思えてきます。
副作用のないサプリメントは?
命の母が第2類医薬品という分類をされる以上、どうしても副作用というのは避けて通れないものです。
ならば医薬品よりも副作用の少ないサプリメントを摂取するという手段が考えられます。
サプリメントは栄養補助食品ですから、医薬品よりも副作用は少ないです(もちろん度を越えて摂取すれば体に悪いのは当たり前ですが)。
そこで、命の母に代わるサプリメントにどんなものがあるかというと、私は命の母と同じ小林製薬が販売しているエクオールというサプリメントが良いのではないか、と思います。
女性ホルモンを増やす物質と言えば「大豆イソフラボン」が有名ですが、実は大豆イソフラボンは腸内細菌によってある物質に変換されることで女性ホルモンと同じ働きをするのです。
逆に言うと大豆イソフラボンはそのある物質に変換されなければその効果を発揮できないということでもあります。
その「ある物質」こそがエクオールなのです。
大豆イソフラボンが腸内細菌によってエクオールへと変換されるわけですが、実はこのエクオールに変換するための「エクオール産生菌」を持つかどうかは生まれつきで決まってしまい、日本人女性の50%しか持っていません。
運悪くエクオール産生菌を持っていない残りの50%に該当する場合には大豆イソフラボンをいくら取っても思うような効果が得られないのです。
このエクオールの話は「世界一受けたい授業」で取り上げられたことがあるのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
そこでエクオール産生菌を持っていなくても効果が得られるよう、「大豆イソフラボンに特殊な発酵を施してエクオールを直接取ってしまおう!」というサプリメントが小林製薬のエクオールなのです。
小林製薬のエクオールは安い!
エクオールのサプリメントは小林製薬以外にも色々なところが販売していますが、小林製薬のエクオールはとにかく安いんです。
他社のエクオールは一袋一か月分で7000~8000円くらいしますが、小林製薬のエクオールは同じ一袋一か月分で2700円です。しかも初回なら1350円とかなり破格の値段。
これは他社のエクオールが一回分の摂取量が3~4粒であるのに対して小林製薬のエクオールは1回1粒で済むという違いからくるものです。この辺りはやはり大企業だからこそ可能なコストダウンといったところでしょうか?
一か月1350円ならちょっと試しに・・・と買ってみるのも簡単ですよね。
ちなみに命の母の用量というのは1回4粒で1日3回毎食後の摂取を推奨されています。
1日3回という煩雑さもある上に1日に12粒を飲まなくてはいけないんですね。
値段のほうは、420錠で2808円なのですが、この420錠というのは1日の摂取量12で割ると35になります。つまり420錠で35日分というわけですね。
対してエクオールは正常価格なら1か月分、つまり30日分で2700円ですから命の母とほぼ同じということになります。
初回の半額を考慮するとエクオールのほうがもっと安くなりますね。
そしてなんといっても医薬品ではありませんから副作用のリスクが少ないというのが大きいでしょう。
エクオールというサプリメントは美肌や美髪、バストアップなどにも効果があるとされています。
大豆イソフラボンのように女性らしさを向上させてくれるのがエクオールですからね。更年期障害の改善というのはエクオールの効果の一例に過ぎません。
副作用がある医薬品よりもこちらのほうが良いのではないか、と私は思いますね。
まとめ:命の母には太る副作用があるって本当?下痢、便秘、腹痛など・・・
命の母に太る副作用があるのは本当なのかどうか?また、命の母に代わって副作用のないサプリメントの話をしてきましたが、まとめると
・命の母は第2類医薬品に分類されるので一定の副作用がある
・命の母が太るかどうかは定かではないが、女性ホルモンを増やすことが原因ではないかと思われる
・命の母よりもエクオールのほうが副作用が少ないのでオススメ
ということですね。命の母の副作用が怖いという方は、エクオールについてご検討してみてはいかがでしょうか。