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身近な甘味料にガムシロップというものがありますね。

主に喫茶店などでアイスコーヒーに入れることが多いですね。

 

ガムシロップって甘みが強いことからカロリーが気になるという人も多いでしょう。

 

ところでこのガムシロップってどんな成分で出来ているのか?というのが気になりますよね。

というかガムシロップの「ガム」ってそもそもどういう意味なのでしょうか?

 

こちらではガムシロップの成分や危険性・安全性についてお話していきたいと思います。

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ガムシロップを飲む医者は実在?

Yahoo!で「ガムシロップ」というキーワードで検索すると「ガムシロップ 飲む 医者」という衝撃的なキーワードが出てきました。

 

これは言わずもがな、人気ドラマ「ドクターX」の医者・大門未知子が手術を終えた後にガムシロップを飲んでいたことから検索されているようですね。

当然ですが

ガムシロップを飲むと体に良いんですよ!

と医者が言ったわけではなく、これは「頭脳労働をすることで消費したエネルギーを補給する」ということを誇張した表現です。

 

デスノート」のLも作中で甘いものを大量に食べていた場面が印象的ですが、それと同じようなものですね。

 

実際に医者がガムシロップを飲むことはほとんどありませんが、やはり手術というのは相当な集中力と体力を使うようで術後に菓子パンチョコレートを食べるということはよくあるようです。

ガムシロップの成分は

さて、ガムシロップの成分とはどのようなものなのでしょうか?

 

おそらく皆さんはガムシロップについて砂糖水と同じくらいのものとお思いかもしれませんが、ただの砂糖とは少し違います。

元々はガムシロップの成分というのは砂糖、水、アラビアガム(ガムやキャラメルなどの甘いお菓子に使われる食物繊維の一種)からなるものでした。

※アラビアガム

 

アラビアガムを混ぜることにより粘着性が増すので、長期間保存しても砂糖の結晶が沈殿せずに済むのです。

 

ガムシロップの「ガム」はアラビアガムが由来になっていますが、現在のガムシロップの成分にはアラビアガムは入っていません。

 

だから正確には現在「ガムシロップ」と呼ばれているものは本来のガムシロップではないのですが、名前が定着したために今もこの名前で呼ばれています。

 

では現在のガムシロップに使われているのは何かというと、それは異性化糖というものです。

異性化糖とは

異性化糖」という名前からは「遺伝子組み換え作物」のように何となく危険なイメージがありますがそうではありません(遺伝子組み換え作物が危険というわけではありません)。

 

異性化糖というのはトウモロコシなどのデンプンに酵素を反応させることで作られる糖です。

 

デンプンに酵素を反応させることでブドウ糖(グルコース)を作り出すのですが、これをさらに別の酵素と反応させることでブドウ糖の一部を果糖(フルクトース)へと異性化させたものが異性化糖です。

 

わざわざブドウ糖を果糖へ変えるのは、果糖のほうがブドウ糖よりもずっと甘いからです。

ブドウ糖の甘さは砂糖(スクロース)の7割程度ですが、果糖は最大で砂糖の1.7倍もの甘さを示します。

 

つまり果糖はブドウ糖より2倍以上甘いということになりますね。

 

考えてみるとガムシロップって普通の砂糖よりも甘さが強いですよね。

 

甘さが強いことから

・ガムシロップの成分って何なの?
・ガムシロップのカロリーはどれくらいなの?

ということが気になっていたかもしれませんが、その甘味の強さは異性化糖が原因です。

果糖は冷やすと甘くなる

果糖は温度によって甘さが異なり冷やすと甘くなります。

 

果糖が多く含まれるのはその名の通り果物ですが、果物を冷やすと甘くなりますよね。

そして逆に、果糖を温めると砂糖よりも甘さが低くなります。

 

ガムシロップはこの「冷やすと甘くなる」という果糖の性質を利用しています。

アイスコーヒーにはガムシロップでホットコーヒーには砂糖の理由

ガムシロップを使う代表的なものはアイスコーヒーですよね。

でもホットコーヒーにはガムシロップではなく普通の砂糖を使います。

 

 

このアイスコーヒーホットコーヒーの違いもガムシロップに含まれる果糖の性質にあります。

 

つまり冷やすと甘くなるガムシロップはアイスコーヒーには適しているものの、温めると甘さが抑えられるのでホットコーヒーには適さないのです。

 

よってホットコーヒーには温度に関係なく甘さを保つ普通の砂糖が使われます。

 

単にアイスコーヒーには砂糖が溶けにくいから、くらいに思っていたかもしれませんがちゃんと考えられているのですね。

 

異性化糖の種類~果糖ブドウ糖液糖とブドウ糖果糖液糖の違い~

異性化糖って私たちの生活にはあまり馴染みが無いように思えますね。

 

しかし実は清涼飲料水の成分を見ると異性化糖が使われているのが分かります。

①果糖ブドウ糖液糖
②ブドウ糖果糖液糖

というのが異性化糖です。

 

この2つの異性化糖の違いって何でしょう?

これは単に順番が逆になっているというだけではなく

 

果糖ブドウ糖液糖=果糖の含有率が50%以上90%未満のもの
②ブドウ糖果糖液糖=果糖の含有率が50%未満のもの

 

という違いがあります。

 

要は多く含まれる方が前に来ているのです。食品の成分表示自体も多く含まれるほど最初の方にきていますしね。

 

これがさらに果糖の割合が多くなると

③高果糖液糖=果糖の含有率が90%以上のもの

を指すようになります。

 

そして上記のいずれかの異性化糖に大して10%以上の砂糖を加えたものを

④砂糖混合異性化液糖

と呼び、ガムシロップの成分はこの砂糖混合異性化液糖に当たります。

 

具体的には①果糖ブドウ糖液糖 に対して砂糖を加えたものがガムシロップです。

 

まとめると

果糖・ブドウ糖・砂糖の混合液(果糖の割合がブドウ糖より多い)

ということですね。

 

異性化糖は人工物だから危険?副作用は?

ガムシロップの主成分である異性化糖はなにか危険があるのでしょうか?

 

世間には

人工的に作り出したものは危険!天然なら安全!

という考えが蔓延していますね。

合わせて読みたい!  ”痩せ菌”酪酸菌の効果は?増やす食事やサプリメントは?


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人工か天然かで言えば、異性化糖は間違いなく「人工的に作り出したもの」になるでしょう。

 

しかし私はそもそも世の中の大半のものが「人工的に作り出したもの」であって、天然のまま食することが出来るもののほうが珍しいと思います。

 

ミネラルウォーター1つをとっても、水源から引っ張ってきた水を加熱殺菌して人の手が加えられます。

容器も含めてこれは完全に「人工的に作り出したもの」と言えるでしょう。

 

要するにその成分が人工か天然かで安全性を測るのは浅はかということ。

 

天然が100%安全というのならフグ毒毒キノコだって安全ということになるのですから。

 

「異性化糖の危険」を謳うサイトの説明を見ると、大半がこの「人工的に作り出したから危険!」という根拠が曖昧なことしか言っていないんですよね。

 

でも私には「砂糖と水を混ぜたものは人工的に作り出したものだから危険!」っていうレベルの屁理屈と同じものにしか思えません。

 

「ブドウ糖と果糖を混合して一緒に取るとこんな危険がある!」というような話ならまだわかりますけどね。

 

そして

人工的に作り出したから人体への影響がわからず、安全性が保証されないから危険!

というのもよく聞く話ですが「危険性がまったくないこと」を証明するのはいわゆる「悪魔の証明」でどんな食品であろうと無理な話です。

お米だって「人体に全く害を及ぼさない」ことを証明するというのは不可能でしょう。

 

グルコースと果糖の危険性は?

異性化糖の危険性よりも、グルコースと果糖についてそれぞれ危険性を考えた方が良いでしょう。

 

グルコースは血糖値を上げる危険性がありますね。

 

これに対して果糖は血糖値を上げないという違いがあります(GI値20程)。そのため果物は糖尿病リスクを軽減する食べ物として食べられています。

グルコースと果糖の違いについてはこちらで詳しくお話しています。

 

ただ果糖の危険性というのはタンパク質や脂質などと結びついて「糖化」を引き起こすことにあります。

 

糖化されたタンパク質や脂質は細胞に対して様々な害を及ぼし、細胞を酸化させて老化病気の原因になります。

これは果糖が還元性を示すという構造に起因しています。

 

そして、いくら果糖が血糖値を上げにくいといっても肝臓に蓄えられる許容量を超えると中性脂肪になります。

 

果糖ならいくら食べても太らない・・・なんて甘い話ではないんですね。

 

ガムシロップには特に良い効果は無い

率直に言ってガムシロップには健康に良い効果はありません。

 

ガムシロップやら異性化糖についてあれこれお話してきましたが、結局ガムシロップは「ただの糖質」でしかないからです。

逆に「普通とは違う糖質」とは何なのかというと、それは善玉菌のエサになる糖質のことです。

 

実は善玉菌(特にビフィズス菌)というのは糖質が大好物です。

 

糖質をエサにして数を増殖したり腸内に短鎖脂肪酸という有用な物質を生み出すことが出来るのです。

 

しかしガムシロップでは善玉菌のエサになりません。

 

なぜならガムシロップを取っても小腸で吸収されて大腸の善玉菌に届かないからです。

これはガムシロップに限った話ではなくメイプルシロップ、三温糖、甜菜糖、蜂蜜などほとんどの甘味料が大腸に届かない「ただの糖質」で、善玉菌を活性化させることは出来ないのです。

 

大腸にガムシロップを直接注入とかすれば話は違うしれませんが、経口摂取している限りは絶対に大腸には届きません。

消化されずに大腸に届く糖質とは

ではガムシロップとは違って消化されずに大腸に届く糖質とは何か?

 

もうお分かりですね。これこそがオリゴ糖食物繊維なのです。

オリゴ糖

 

腸内環境の話になると大体名前が挙がるのがこのオリゴ糖や食物繊維ですよね。

 

オリゴ糖や食物繊維が腸内環境の改善に効果がある理由こそ「消化されずに大腸に届く糖質であること」なのです。

 

そして消化されないというのがどういうことかお分かりでしょうか?

 

簡単に言えば

消化されない=吸収されない=太らない

ということです。

ダイエット

オリゴ糖は消化されないので脂肪にもなりませんし、血糖値も上がりません。

 

オリゴ糖を使ったダイエットなんてのもありますし、糖尿病患者の食事療法にも使われます。

 

まあそれよりも私が一番に訴えたいのは、腸内環境を改善することによる健康効果が物凄いということです。

 

腸は第二の脳とも言われるほど重要な器官で、腸内環境の改善は美肌、アレルギー改善、免疫力向上、ダイエット、妊娠力などあらゆる健康効果をもたらします。

 

そのためには消化されずに大腸に届く糖質というのを考える必要があります。

 

これを機会に、是非腸内環境を改善することの大切さについて知っていってください。

 

>>腸内環境を改善するとどんな良いことがあるのか?

 

 

まとめ:ガムシロップを飲むと何か効果あるの?成分や砂糖との違いは?

 

 

ガムシロップとは、果糖とブドウ糖の混合である「果糖ブドウ糖液糖」にさらに砂糖を加えたものです。

 

ドクターXではガムシロップを飲む医者がいるものの、現実にはガムシロップを飲むことによる健康効果はありません。それはガムシロップが大腸に届かない「ただの糖質」にしか過ぎないからです。

 

逆に「普通じゃない糖質」というのは消化されずに大腸に届く糖質のことであり、それこそが腸内環境の話によく出てくるオリゴ糖食物繊維です。

 

第二の脳とも言われるほど重要な「腸」を整えるために、是非「普通じゃない糖質」のオリゴ糖や食物繊維の効果を知っていってください。

 

>>普通じゃない糖質を取ることの効果ってどんなの?

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