さて、当サイトの主題とも言うべき善玉菌を増やす方法ということについて考えてみたいと思います。
なぜ善玉菌を増やすことが大切なのか分かりますか?
腸内の善玉菌を増やすことによる健康効果は便秘の解消だけではありません。
・腸内を酸性に保って悪玉菌の繁殖を防ぐ
・腸の蠕動運動を活性化させる
・病原菌などの有害物質から守るバリア機能の強化
・余計な脂肪の分解
・美肌作り
・糖尿病の予防
・免疫機能の調節によるアレルギー抑制
・大腸がんの予防
・カルシウム吸収を促して骨の強化
・妊娠しやすい体づくり
など様々な効果を示してくれるので善玉菌を増やすことは非常に大事です。
特に女性にとっての永遠のテーマとも言えるダイエット、美肌、妊娠に関わってくるというのは注目すべき点でしょう。
腸は第二の脳と言われるほど重要な器官です。
腸を制する者は健康を制するとも言われるほどで、そのためには善玉菌を増やすことがカギになってくるのです。
「善玉菌を増やす」と聞いて私たちがまず思い浮かべるのは
・ヨーグルトを食べる
・サプリメントを飲む
といった外部から摂取する方法ですね。
そしてヨーグルトとサプリはどっちが良いのか?という疑問も常に付きまといますが・・・
結論から申し上げますと、ヨーグルトは善玉菌を増やすには非効率的です。
サプリメントのほうがビフィズス菌を効率よく摂取できると思います。
なぜヨーグルトよりもサプリメントの方がビフィズス菌を取りやすいのか?ということをお話していきましょう。
目次
人間の一生と善玉菌の関係
具体的に善玉菌を増やすお話をする前に
「人間は一生を通じてどう善玉菌と向き合うのか?」
ということをまずお話していきましょう。
実はこの話はどうでも良いように思えて非常に重要です。
それは、子供のころの腸内環境が大人になった時の腸内環境を左右するところがあるからです。
特に小さな子供を持っている人は、まだ小さいうちに腸内環境を整えることが重要ですからこの話をよく聞いてくださいね。
腸内のビフィズス菌は加齢と共に減少していく
生まれたばかりの赤ちゃんの腸内には細菌は一切住み着いていません。
赤ちゃんがこの世に生を受けてまず口にするのは母乳であり、この母乳しか口にしない乳児のうちは、なんと腸内細菌の99.9%をビフィズス菌が占めています。
赤ちゃんの便が黄色くてあまり臭くないのは、食べるものが違うということに加えて腸内細菌がのほとんどがビフィズス菌で占められているというのが理由なのです。
腸内のビフィズス菌の数は生まれてから数日でピークを迎え、その後は加齢とともに緩やかに減少していきます。
ビフィズス菌の減少が特に顕著なのは離乳食に移行した直後です。
それまで母乳で栄養摂取していたところに色々な物を食べるようになるので当然ですね。
ビフィズス菌が減少した分、いわゆる「悪玉菌」が増えるということですがこれは人間が生きていく上で必要なことです。
悪玉菌はタンパク質を分解したり、サルモネラ菌などの有害な菌をブロックする働きがあるのです。
成人すると、ビフィズス菌の数はピーク時から1/10程度にまで減少し、老年期には1/1000程度にまで減少してしまいます。
加齢による腸内のビフィズス菌の減少は避けられないことです。
だから「善玉菌を増やす方法」というのはビフィズス菌の減少を抑える方法ということになるわけです。
生活習慣も見直そう!
ビフィズス菌の減少は、ストレスや偏食といった生活の乱れも原因になります。
ヨーグルトやサプリメントで善玉菌を増やそうと思う前に、まずは生活態度を見直すことが大事になってくるということなんですね!
・暴飲暴食
・高脂肪食の常習化
・野菜などの食物繊維不足
聞けば当たり前のようなことですが、もしこういった生活態度に乱れがあるならば、いくらヨーグルトやサプリメントが効果的なものだとしてもまったく無意味になってしまいます。
基本的なところですが注意しましょう。
腸内環境を整えるには子供の頃からケアが必要!
赤ちゃんの成長というのは目覚ましいものがありますね。
それは時に、私たち大人が足元にも及ばないほどの天才ぶりを発揮します。
その顕著な例が言語の習得でしょう。私たち大人は新しい言語を習得するのに高いお金を出して数年間スクールに通い続けてもまだカタコトしか話せないようなレベルですが、赤ちゃんは誰に教わるでもなく
- 1歳で意味のある単語を話す
- 2歳で文章として言葉を話す
- 3歳で理由など難しいことを話す
といった具合に、自然と言語を身につけていきます。
実はこれ、腸内環境にも同じことが言えるんです。
人間の腸内環境というのは、3歳までに取り込んだ細菌の種類によって細菌のおおよその比率が決まってしまいます。
もちろん、3歳を過ぎたらもう一生腸内環境は変わらない!というわけではありません。
小学生になってからだって、中学生になってからだって、あるいは大人になってからだって腸内環境を変えることはできます。
でも、私たちが大人になってから英語を習得しよう!とするとどれほど難しいことかというのは誰しも身をもって知っているはずです。赤ちゃんはあんなに簡単に言語を習得できるのに、です。
大人になってから無駄な労力を使う羽目になるくらいなら、子供の頃から気を付けておいたほうがよっぽど効率的ですよね。
英語を習得するのが子供の頃からのほうが簡単なのと同様に、腸内環境を整えるのも子供の頃からのほうがずっと簡単なのです。
これは言うならば「腸内環境の英才教育」とでも言うべきでしょうか。
腸内環境を整えるのに失敗した子供はどうなるか・・・
小さい頃から腸内環境を整えることに失敗してしまった子供は、頻繁にお腹を壊したりしてしまいます。
もし子供が胃腸の弱いまま育ってしまったらどうなるでしょうか?
考えられる最悪のケースは、子供が学校でお漏らしをしてしまうことです。
小学生は、いつの時代も「うんち」という言葉が大好き。うんこドリルなんてのもありますよね。
男子トイレで大便をしている人を見つけようものならば鬼の首を取ったように集団で馬鹿にします。それが自らの首を絞めているということに気づかないんですよね。
男子トイレというのはご丁寧に「大」と「小」を分けているので、個室に入ると「大をする」というのがバレてしまうんですよね。
そうやってみんなから馬鹿にされるのが嫌で、便意を催してもトイレに行けず我慢してしまう子供が多いんですよね。その最悪の結果がお漏らしです。
お漏らしをしてしまった子供は、本人も精神的にショックですしそのことでいじめの対象になってしまったり、もっとひどいと不登校になってしまう、なんてことも考えられます。
大人からすると「お漏らしくらいで・・・」と思うかもしれませんが、子供にとっては学校での生活が人生の全てなんです。
だから笑いごとでは済まないのです。
いじめで自殺してしまう子供が多いのは言わずもがなでしょう。
あるいは、せっかくお母さんが凝った料理を作って振る舞おうとしても子供のお腹の調子のことを考えるとそれもなかなか出来なくなってしまったりします。
そんなことになれば親としても悲しいし、子供にも辛い思いをさせてしまう。出来ることなら避けたいですよね。
「子供がよく下痢をするんです」なんてお医者さんに診せたとしても、おそらく整腸剤を処方されて終わりで根本的な解決にはなりません。
そこで「ああ、もっと小さいころから腸内環境を整えてあげればよかった・・・」と後悔しても遅いのです。そうなってしまう前に、小さい頃から腸内環境を整えることが大事なのです。
善玉菌を増やすにはどんな方法がある?サプリとヨーグルトどっちがいい?
善玉菌を増やす方法として考えられるのは二つあります。それは
- ビフィズス菌を含む食品・サプリメントを摂取する
- 腸内で自動的にビフィズス菌を増やすような食品・サプリメントを摂取する
ということです。
冒頭でビフィズス菌を増やすのにヨーグルトはあまりお勧めしないと言いましたが、その理由をここから説明していきたいと思います。
ヨーグルトがあまりお勧めできない理由とは
「腸内環境の改善」
「善玉菌を増やす」
「お腹の調子を整える」
様々な言い方はありますが、その食品の代表がヨーグルトです。
近所のスーパーや薬局・ドラッグストアで買える手軽さもありますからね。
しかし善玉菌を増やす方法としてヨーグルトがオススメできない理由は2つあります。それは
1.乳酸菌の効果が薄い
2.宣伝文句が胡散臭い
ということです。もう少し詳しくお話していきましょう。
乳酸菌の効果が薄い
「生きたまま腸に届く乳酸菌」
のようにヨーグルトの謳い文句には「乳酸菌」がつきものですね。
しかしこの乳酸菌というのは、大腸に生息する善玉菌全体で見ると0.1%以下の割合でしか存在していません。
善玉菌の99.9%を占めるのはビフィズス菌です。
そしてビフィズス菌と乳酸菌は数の違いだけでなく腸内で作り出す物質にも違いがあります。
乳酸菌が作り出すのはその名前の通り「乳酸」です。
これに対してビフィズス菌が作り出すのは「乳酸」と「酢酸」です。
酢酸というのは短鎖脂肪酸の一種で、「腸内環境を整えること」の目的は全て短鎖脂肪酸を作り出すことにあります。
腸内で短鎖脂肪酸を作り出すことにより便秘解消、美肌、ダイエットなどの様々な効果がもたらされるのです。
しかし乳酸は短鎖脂肪酸の一種ではありません。乳酸を短鎖脂肪酸へと変化させなければ効率的に使うことは出来ません。
これらのことから乳酸菌よりもビフィズス菌のほうが重要ということが言えるのです。
乳酸菌もビフィズス菌の働きをサポートする役割があるので全く効果が無いわけではありませんが、巷で言われるほど乳酸菌の効果には期待しないほうが良いでしょう。
宣伝文句が胡散臭い
前述の乳酸菌の話からも分かるように、基本的にヨーグルトの宣伝文句は胡散臭いです。
例えばグリコのBifixというヨーグルトは
腸内で自動的にビフィズス菌が増える
というのを宣伝文句にしています。
ビフィズス菌というのは酸に弱いので強酸性の胃液に触れればそのほとんどが死滅してしまうため、通常のヨーグルトからのビフィズス菌の摂取というのはあまり期待できません。
Bifixは胃酸の強酸性にも負けず腸に届きかつ腸内で自動的にビフィズス菌が増えるということを売り文句にしており、もし本当であれば画期的なビフィズス菌の商品ということになります。
しかしこのBifixという商品は
- 胃酸のPH1.5よりも弱い酸性での環境(PH3.5)で実験をしている
- 便中のビフィズス菌が増えたから腹の中のビフィズス菌も10倍に増えたという論理の飛躍
などの問題点があり、その信用度は不確かです。
「グリコ」という会社名はおそらく日本人のほとんどの人が知っているでしょうし、それが信用度の指標になっているというところがありますよね。
しかし、大企業であることや皆が名前を知っている会社が出している商品であることと本当に消費者のためになる商品を売っていることと必ずしもイコールではないのです。
そして周りを見渡すとヨーグルトという商品は往々にして大企業が売っていますよね。
ヨーグルトに限った事ではありませんが、誰でも知っているような知名度の高い会社というのは、「広告をバンバン打ってる」というのが大きいですよね。
普段はその商品を絶対に使っていないであろう、好感度の高そうな芸能人が出てくるCMをジャンジャン垂れ流して、その商品のイメージを良くすることで消費者を騙して買ってもらう。
そんなやり方でも結構売れるもんだから、その儲けでまたド派手なCMを作って消費者を騙す。この繰り返しです。
でも、そのド派手なCMを作るお金を商品開発のために費やしたらもっと良い商品ができると思いませんか?
まあ、企業というのは営利を求める組織なのでそこは仕方のないところなのですが、大企業の商品なんてのは所詮そんなものです。
Bifixみたいに都合の良い結果のみを切り貼りして「ビフィズス菌が自動で増える」と本当かどうか疑わしいことを消費者に吹き込み、テレビCMのイメージ戦略で騙して買わせる。100%消費者のためになるものを作っているわけではありません。
これがヨーグルトをお勧めできない理由です。
ヨーグルトというのは、それを作っている会社だけでなく酪農家や製乳業、あるいはその業界にパイプを持つ政治家・官僚なんかとのしがらみもありますからね。
売れてもらわないと困るので、それはもう必死に売っていることでしょう。
私はこちらのサプリメントをお勧めします!
本当に価値のある良いものというのは、商品を良くすることに徹底的にお金・労力を費やしたものなんです。
決してテレビでバンバンCMが流れているみんなが知っている商品なんかではありません。
そしてそういった商品というのは、広告は最低限でも口コミで評判が広がることで売ることができるので全く困らないのです。
実際に、あまり皆が知らないような会社が作っているものでも、善玉菌を増やすために効果的なサプリメントというのはたくさん存在します。
モンドセレクション銀賞を受賞していたりと国際的に評価されているサプリメントです。
サプリメントというよりおやつ感覚で美味しく食べられるヨーグルト味のキャンディーのようなもの、というのが正しいでしょう。
この「美味しく食べられる」というのは実に重要です。いくら体に良いものでも、味がまずくては小さい子供に食べさせることなど不可能です。
継続的に無理なく子供に食べさせることができるというのは大きいですよ。
善玉ガードの具体的な成分は
・花粉症改善効果のあるビフィズス菌bb536
・お母さんの産道にある免疫活性作用で特許取得の乳酸菌LCKT-11
・トクホ認定のフラクトオリゴ糖
・米国食品医薬品局が上限摂取量を定めないアカシア樹脂の食物繊維
など、子供の便秘解消やアレルギー改善のことを徹底的に考えられた成分が配合されています。
善玉ガードについて詳しく知りたいという方はこれらの成分を徹底的に解説した話があるので参考にしてくださいね。
まとめ:善玉菌を増やす方法は?ヨーグルトとサプリどっちがいいの?
色々善玉菌を増やすことについて書いてきましたが、最後にまとめると
- ビフィズス菌は年齢と共に減少してしまう
- 腸内環境を整えるためには小さい頃からのケア(3歳まで)が大切!
- ヨーグルトなどの大企業が作っているものは信用してはだめ!
- 善玉ガードというサプリメントがおすすめ!
ということですね。
こういう子育てに関することって情報の早さが命みたいなところありますから、早いうちから備えておくことに越したことはないですね!