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世の中の大半の女性の「便通」の悩みといったら便秘ですね。

 

元々女性というのは男性に比べてホルモンバランスの関係などで体質的に便秘になりやすく、厚生労働省の調査では男性の2.6倍もの人が便秘に悩んでいるとされています。

 

しかし世の中には様々な悩みを持つ方がいらっしゃるようでして、中には便通が良すぎる!何か病気なの!?なんて、便秘の人が聞いたらものすごく羨ましい悩みを持っている人が結構いるみたいなんです。まるで「モテすぎて困っちゃう」みたいな話ですよね(笑)。

 

まあ、私自身もどっちかというと便通が良い方で便秘の悩みというのはほぼないのですが、この「便通が良すぎる」ということが病気なのか?何か原因があるのか?ということをお話していきたいと思います。

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適切な1日の便通の回数

「便通が良すぎる」というのはおそらく、他の人の便通の回数と自分の便通の回数を比べて「自分は便通の回数が多すぎるのではないか?」と思った時に持つ悩みなのでしょう。

 

ただそれはあくまでも個人的な主観で言っているお話ですので、まずは適切な便通の回数というものを知る必要がありますね。

実は皆さんが想像するよりも「適切な便通の回数」というのは幅が広く、多くて1日3回くらいまで、少なくて3日に1回くらいまでが通常の回数になるそうです。

 

1日3回というのは要するに食べた回数の分だけ出るってことですよね。そんな人が本当に実在するのかと疑いたくなるところもありますが(笑)、Yahoo!知恵袋を見ると実際にそういう悩みを持つ方の投稿が結構ありましたね。若い人に多い悩みという印象。

 

今回は「便通が良すぎる」という、便秘とは正反対の悩みのお話なので便秘のことはそれほど触れませんが、3日に1回という回数の便通でも通常の範囲内なのであまり心配しなくても良さそうですね。

 

便通が良すぎて回数が多くなる原因とは?

1日3回~3日に1回では随分開きがあるようにも思えますが、これは個人差の範囲内。回数にばらつきがあるのは胃腸の吸収率や食べたものによります。

 

便通の回数が多いということは一般的な言い方をすると「消化が悪いものを食べている」ってことになるのでしょうけど、じゃあやっぱり食生活に問題があるのか?というと必ずしもそうではないと思います。

 

少し話が逸れますが、腸に良いものとして代表的な「食物繊維」があります。食物繊維は便通を改善させたり腸内フローラを整えてくれるとして有名ですよね。

食物繊維はウンチのかさ増しをしてお通じを良くしてくれたり、あるいはビフィズス菌などのエサになって腸内で短鎖脂肪酸を作ってくれたりといった効果があるのですが、これらは全て食物繊維が持つ消化の悪さが理由です。

 

消化が悪いということは胃や小腸を通過して大腸へ届けられるということであり、大腸に届けられることでその真価を発揮するのが食物繊維なのです。

 

逆に言うと「消化に良い」ものばかり食べていれば大腸に届けられず全て吸収されてしまうということであり、ビフィズス菌などの善玉菌を増やすことは出来ません。

 

このことから、「消化に良い」というのが単純に体に良いというわけではないというのが分かるでしょう。

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食べたものはあまり便に含まれていない

食べたらその分出る、というのが理想的な便通としてイメージされやすいですが、そもそも便に「食べたもの」というのはあまり含まれていないのです。

まず最も多く含まれるのは水分で、これは便の状態にもよりますが理想的な便であれば大体60~70%程度。

 

そして次に多く含まれるのが剥がれ落ちた腸壁細胞で15~20%程度。髪の毛が抜け落ちるのと同じように、大腸の中でも新陳代謝が行われていて常に新しいものに生まれ変わっているのです。何しろ腸壁細胞は24時間で生まれ変わるという短命なものなので、役目を終えたものは便として排出されていきます。

 

次に多く含まれるのは腸内細菌の死骸で10~15%程度です。私たちの腸内には数百兆個もの腸内細菌が存在していて、腸内細菌だけで2kgもの重さになると言われています。腸内細菌が全部なくなれば2kg痩せられるってことですね(笑)。

 

そして食べたものの残りはなんとたったの5%しか含まれていません。食物繊維が便通を改善させてくれるとはいえ、便として出て来る量はわずかですね。というのも食物繊維が便通を改善させるというのは善玉菌のエサになって短鎖脂肪酸を作り出すという働きが主なため、便として出て来るのはそれほどではないのですね。

 

このあたりは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の違いでお話しているところです。

 

実際、母乳しか飲んでいないはずの赤ちゃんでも便通はありますよね。極端な話、なにも食べていなくても便通はあるのですが大腸内の新陳代謝が関係しているとなれば納得です。

若い人であれば新陳代謝も活発でしょうから、「便通が良すぎて一日に何回も便が出る」なんて悩みを若い人が持っているのは不思議ではないのだと思います。

 

心配なら医者へ。でもケアしすぎも危険

ただ便通の回数に個人差があるということは、逆に言えば1日3回という正常の範囲内であっても超過敏性症候群や下痢症の可能性もあるということです。

 

その場合は医者に診断してもらうのが良いと思いますが、そういった何かの病気などの場合は「便通の回数が多すぎる」というだけでなく腹痛、腹部膨張感、下痢などの他の症状も出ると思いますので、単に便通が良すぎるというだけではそれほど心配には及ばないのではないかと思います。

むしろ「便通が良すぎる」からといって下手に下痢止めを飲んだりしてしまう方が危険だと思います。仮に本当に下痢であったとしてもです。

 

下痢というのは体に侵入した異物を排出するために体に備わっている緊急措置のようなもの。それを無理に止めてしまえば異物が体に滞在することを許すということであり、下痢よりもずっと危険なのです。

 

「便通が良すぎる」だとしても下痢だとしても、体が出したがっているというサインを素直に受け止めて対処していきましょう。

 

まあ、もし何がしかの腸内トラブルがあったとしても水溶性食物繊維やオリゴ糖を取って腸内のビフィズス菌を増やすことであらゆるトラブルは改善できるものだと私は信じております。

便通が良すぎる時は何かの病気?原因は?適切な便通の回数とは

便通が良すぎるという悩みの原因や適切な1日の便通の回数についてお話してきましたが、まとめると

 

・適切な1日の便通の回数は1日3回~3日に1回と幅がある
・便通の回数は食べたものにもよる
・食べたものが便に含まれる割合は5%程度
・便通が良すぎるからといって薬を飲むほうが危険

 

ということですね。単に便通が良すぎるというだけでは何かの病気という心配はないと思います。

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