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代替甘味料としてスーパーなどでも販売していることから身近な、味の素の「パルスイート」という商品がありますよね。

これはいわゆる人工甘味料である「アスパルテーム」を使っていることから、その危険性や副作用などが懸念されています。

 

こちらではパルスイートやその主成分であるアスパルテームの危険性・副作用についてお話していきたいと思います。

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パルスイートとはどんな商品か

人工甘味料だから危険だ!」と頭ごなしに否定してもしょうがありません。まずはパルスイートがどんな商品なのかというのを知っていきましょう。

 

パルスイートは味の素が販売している甘味料の商品名で、通常のものに加えて完全にカロリーゼロの「パルスイートカロリーゼロ」やフラクトオリゴ糖が含まれている「パルスイートビオリゴ」などがあります。

 

それぞれの商品ごとに含まれている成分も異なるのですが、これら全てに共通しているのは「アスパルテーム」という甘味料です。

 

アスパルテームの他はLーフェニルアラニン化合物、アセスルファムKなどの甘味料も使われていますが主たる甘味料はこのアスパルテームであり、パルスイート公式HPでも「アスパルテームがパルスイートの甘さの約5割を占める」という説明をしています。

 

なので、パルスイートというものを知るためにはアスパルテームのことを知ることが必要になってきます。

アスパルテームとは

アスパルテームというのは人工甘味料として悪名高く、しょっちゅうその危険性や副作用などが指摘されているところです。

 

しかし本当にアスパルテームにはそんなに危険性や副作用があるのでしょうか?

 

アスパルテームというものは、アスパラギン酸フェニルアラニンというものが結合した化合物です。このアスパラギン酸とフェニルアラニンは共に天然のアミノ酸です。

※参考 パルスイートHP

特にフェニルアラニンというものは体内で合成できない、いわゆる「必須アミノ酸」の1つです。これは脳内神経伝達物質ドーパミンの材料になったりします。

 

アスパラギン酸はその名前からもわかるように「アスパラガス」から抽出されたことでこの名前がつきました。

つまりアスパルテームは人工物とは言っても天然の物質が結合したに過ぎず、仮に吸収されるとしてもその2つに分解されるだけです(大部分は吸収されず排出されます)。

 

天然のアミノ酸が2つ結合しただけでアスパルテームは砂糖の200倍の甘さを持つというのですから不思議ですよね~。

 

この200倍という数値のインパクトからも危険性が言われることがありますけど、別に甘さが強いからといって危険性があるわけではないことは少し考えれば誰でもわかることです。

 

天然か人工かはそれほど重要ではない

このアスパルテームのことを説明するにあたって次の2つのことが言えます。それは

 

①アスパルテームは人工的に作り出した甘味料である!

②アスパルテームは天然由来のアミノ酸から作り出した甘味料である!

 

というもの。一見矛盾し、相反するように思えるこの2つの説明はどちらも正しいのです。

 

実際、世間の大半はアスパルテームについて「人工的に作り出したものだから危険!」という風に説明していますが、味の素のパルスイートの説明では「野菜や果物にも含まれるアミノ酸が結びついてできた」という風に天然由来であることを強調しています。

 

この世の「人工物」と呼ばれるものは、すべて元を辿れば「天然由来の物質」が原料になっています。プラスチックの原料は天然の原油でしょう。

 

逆に「天然感」を売りにしている代表的な商品とも言えるミネラルウォーターですら水源から引っ張ってきてから加熱殺菌処理を施す「人工物」と言えます。

要するに何が言いたいのかというと、天然か人工かというのは単なる言葉遊びであって、視点を変えればどちらにも転ぶ事ができるということです。

 

そもそも「天然由来だから安全」というのも疑問です。もしそうならば天然に生えているタバコや毒キノコ、フグ毒なんかも安全ということになりますからね。

味の素の場合は自社製品をアピールするという、営利企業であれば当然の目的を果たすために「天然のアミノ酸原料だから安全!」と言っていますが、率直に言ってこれは別にパルスイートの安全性を担保するものではありません。

 

逆に「パルスイートは人工物のアスパルテームを使っているから危険!」というわけでもありませんが。

アスパルテームの危険性とは

天然か人工かということはひとまず置き、具体的にアスパルテームが体にどんな影響を及ぼすのかというのをお話していきましょう。

 

アスパルテームの危険性とか副作用を調べると、それはそれは、アスパルテームに関する様々な悪評が色々と出てきます。

 

・脳への障害
・肝機能障害
・腎機能障害
・うつ病などの精神疾患
・アレルギー疾患
・不妊症

 

まだ色々あると思いますが、これらはすべて根拠がないことです。

 

面白いことにアスパルテームのこういった危険性を訴えているところの表現を見ると「○○する可能性が懸念される」とか「○○する危険性が指摘されている」みたいに曖昧な感じで書いているんですよね。

こんなもの、どっかのインチキ科学者が勝手に一人で騒いでいただけだとしても使えちゃう表現ですよね。

 

しかし、なぜこんな根拠が曖昧な危険性が指摘され続けているのかというと「危険性がないことを証明すること」がほぼ不可能だからです。

 

いわゆる「悪魔の証明」という話なのですが、この世のすべての事象は「関係がないことを証明すること」というのは非常に困難です。

 

例えば10年前にアスパルテームを0.00001mgだけ摂取した人が、その10年後にガンになったとしましょう。

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ここから「アスパルテームを摂取するとガンになる可能性があります!」と言うことは簡単ですが、逆に「アスパルテームとガンに関係がないこと」を証明するのはほぼ不可能です。

 

もしそれを証明するなら、アスパルテーム0.00001mgがその人の心臓、脳、肝臓、胃、腸、血管など体のあらゆる部分にどんな影響を及ぼして、それがどのようにガンを誘発していったのか、というのをすべて解明して関連がないことを示さなければなりません。しかも10年分です。

 

こんなことを考え出すと何も食べられなくなってしまいますね。

 

アスパルテームをどうしても敵にしたい人は、実験で発がん性が否定されても

実験では発がん性は否定されましたが、今後また発がん性が確認される可能性があります!危険です!

なんて意味不明なことを言いますが、挙げたらキリがない「可能性がある」で考えても意味がありません。具体的にアスパルテームが体にどう作用するか?ということから考えていくのが賢明ではないでしょうか。

アスパルテームは体内でどうなるのか

アスパルテームを摂取すると、とフェニルアラニンアスパラギン酸という2つのアミノ酸に分解されると共に微量のメタノールを生じます。

 

人工甘味料というのは大抵、消化・吸収されないで体外へと排出されるのですがこの点においてアスパルテームは他の甘味料とは一線を画す異質な存在と言えます。

 

一方でアスパルテームも「大半が吸収・消化されずに体外へと排出される」という報告もあるようで、調べた限りではどちらかわかりかねるところだったのですがこちらでは「アスパルテームは分解・吸収される」という前提でお話していきたいと思います。

 

吸収されないのなら初めから危険性なんてまったくないということですからね。

 

アスパルテームが吸収されることで生成される3つの物質フェニルアラニン、アスパラギン酸、フェニルアラニンが加水分解されてできるメタノールが及ぼす影響をそれぞれ考えていきましょう。

フェニルアラニンがフェニルケトン尿症を悪化させる?

これはアスパルテームが分解されて生じるフェニルアラニンに懸念されている危険性ですね。

 

フェニルアラニンは必須アミノ酸とはいえ、これを多量に摂取するとフェニルケトン尿症という病気の患者の方には悪影響を及ぼす危険性があります。

 

フェニルケトン尿症は日本では新生児のうち8万人に1人という決して少なくない割合で起こります。

フェニルアラニンというのは通常の人が摂取すると酵素によってチロシンへと変換されるのですが、先天的にこの酵素の機能が不完全で体内にフェニルアラニンが過剰に蓄積されてしまうのがフェニルケトン尿症というものです。

 

つまりこれは糖尿病患者に糖分を与えたら糖尿病が悪化した!糖分は危険!という屁理屈のような話であって通常の人にとってはこのような危険性は懸念されません。

 

しかしこういったフェニルアラニンの危険性が独り歩きして、結局は現在ではアスパルテームを加えた商品にはフェニルアラニンが含まれている旨の表示を義務付けられています。

 

食品の成分表示に「Lーフェニルアラニン化合物」と書いてあるのを見たことがあると思います。

パルスイートにもこれが書かれていますね。このいかにも化学物質っぽい難しい名前であること、さらに表示義務があることから一般消費者のフェニルアラニンに対するイメージは最悪です。

 

ただフェニルケトン尿症は乳児が生まれた際の検査で容易に判定できるんですけどね。

アスパラギン酸が知能を低下させる?

アスパラギン酸は単なるアミノ酸の一つではありますが、中枢神経で働く興奮系の神経伝達物質でもあります。

脳

ここから、アスパラギン酸を過剰摂取すると脳の神経伝達に支障をきたして知能の低下をも引き起こす危険性が指摘されています。

 

アミノ酸というものは様々な種類のものがあって相互関係で成り立っており、アスパラギン酸単体のみの過剰摂取は他のアミノ酸とのバランスを崩してしまうので害があるというのは確かでしょう。

 

ただこういった過剰摂取による弊害の研究というのは、日常生活と比較した場合に「常軌を逸している」と言えるほどの量を投与してその危険性を指摘しているのがほとんどです。

 

そもそも大量に摂取すれば何らかの危険性があるというのは別にパルスイートとかアスパルテームとか関係なく、水やお米だってそうでしょう。

 

メタノールで発がん性や失明?

メタノールというのはアルコールの一種ですが、お酒に入っていることでよく知られているエタノールとは異なり、体内で代謝されるとホルムアルデヒドやギ酸という有毒な物質を生成して発がん性失明をもたらす危険性が指摘されています。

メタノールの危険性というのは確かですが、問題はその生成される量です。

 

そもそもフェニルアラニンの加水分解というのは体内ではほとんど起こらない上に、アスパルテームを多量に摂取する機会もほぼありません。

 

アスパルテームは砂糖の200倍の甘さをもつ甘味料です。それはつまり砂糖の1/200の量で同じ甘さを示すということ。つまりアスパルテームを大量に摂取するというのは非常に稀なケースであって、そこから生じるメタノールの量など無視しても構わないほどなのです。

 

パルスイートの主成分・アスパルテームには危険性はない

以上のことからパルスイートに含まれるアスパルテームにはほとんど危険性がないということが言えるでしょう。

 

まあ厳密にパルスイートの危険性を話すなら、主成分であるアスパルテーム以外にもアセスルファムKやエリスリトールなどの危険性も一緒にお話しなければなりませんが、それはまた別の所でお話したいと思います。

 

>>エリスリトールの危険性の話はこちらです!!

 

ただ、アスパルテームには危険性はないとは言ったもののオリゴ糖のように腸内細菌のエサになって短鎖脂肪酸を生み出し

・余分な脂肪を分解する
・蠕動運動を活性化して便秘を解消する
・腸内を酸性に保って悪玉菌をやっつける
免疫機能を調整してアレルギーも抑制する

などの様々な体に良い効果をもたらすということも期待できません。やはり「単なるすごく甘い糖質」の域を出ないなあ、というのが個人的な感想ですね。

まとめ:パルスイートの成分①スパルテームとは?その危険性や副作用は?

パルスイートに含まれる成分・アスパルテームとは何なのか?ということをお話してきましたが、まとめると

・アスパルテームは天然のアミノ酸2つから作られる甘味料
・アスパルテームから生じるフェニルアラニン、アスパラギン酸、メタノールはそれほど危険性はない
・アスパルテームよりもオリゴ糖の方が優秀

 

ということですね。アスパルテームは危険性はほぼないものの、体に特に良い効果をもたらすわけでもありません。砂糖の代わりに使うというのは適任ではないでしょうか。

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