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砂糖の代用として使われる甘味料にははちみつ、メイプルシロップなどがありますがその中でも「アガベシロップ」というのを聞いたことがあるでしょうか?

はちみつやメイプルシロップほど頻繁に名前が挙がるものではありませんが、オーガニック志向の人たちの間では密かに有名になっている甘味料なのです。

 

私もこのアガベシロップというのは健康に詳しい知人から初めて聞かされるまでは全く知りませんでした。

 

名前から想像して「アガベという植物から取り出されるシロップ」でしょうからこれは自然食品派の人達は喜ぶんだろうな~なんて思っていたのですが、実のところそれほど興味がなくてアガベシロップのことを調べるまでには至りませんでした。

 

しかしこのサイトを立ち上げてから色々な糖質について調べるようになり、再びアガベシロップとはどんなものなのか?という疑問にぶつかりました。

 

ということで良い機会なのでアガベシロップとはどんな糖質なのか?安全性や危険性はどうなのか?どんな効能があるのか?というのをはっきりさせていきたいと思います。

 

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アガベシロップとは

アガベシロップとは何なのかというとその名前の通りアガベ(リュウゼツラン)という植物の根っこから抽出された樹液を使った甘味料で、砂糖の約1.5倍の甘みを持っています。

アガベはメキシコや南アフリカなどの砂漠地帯に生息する植物で、中でもブルーアガベというものが原料になっておりこれはお酒のテキーラの原料でもあります。

 

この手の「外国では○○年前から△△の原料に使われている」という話は根拠が無いのに凄そうに思えるものです。こういう話が出たからといってアガベシロップが安全とか効能があるというわけではありません。

 

ステビアという甘味料の話ではそのあたりを全否定しましたね。

>>ステビアの詳しい話はこちらです!!

 

考えてみれば当たり前の話で、メキシコや南アフリカがいわゆる「健康大国」かというとそんなことはなく、ましてやテキーラに健康効果があるという話も聞きません。

 

こういった表面だけの言葉にはだまされないようにしましょうね。

アガベシロップの効能

具体的にアガベシロップにはどんな効能があるのか、という話をしていきましょう。

 

アガベシロップの最大の特徴は、なんといってもそこに含まれる糖質のうちの「果糖含有量」が多いところにあります。

 

どれくらい果糖が含まれているのかというと、アガベシロップに含まれる全糖質のうちの約70%~80%程度で、グルコース(ブドウ糖)は15%程度と言われています。これは原料となるアガベの種類や製造メーカーによって変動があります。

 

砂糖の代替甘味料として最も有名なはちみつは、果糖とブドウ糖の割合がおおよそ50:50くらいなのでそれと比べてもアガベシロップにはかなり多くの果糖が含まれているということがわかります。

果糖というのは最大で砂糖の1.7倍もの甘さを示す単糖類です。これが多いということは必然的に甘みも強くなるということで、冒頭でアガベシロップの甘さが砂糖の約1.5倍になっているという風にお話したのは果糖含有量が多いのが理由です。

 

>>果糖(フルクトース)の詳しい話はこちらです!!

 

果糖が多く含まれると、「甘い」以外にはどのような効能があるのでしょうか?

GI値が低く血糖値を上げにくい

食べ物には、それを摂取することでどれくらい血糖値を上昇させるのかというのを数値で表したGI(グリセミックインデックス)という指標があります。

 

血糖値というのはとりもなおさず血液中のグルコース濃度ですから、グルコースのGI値を100としてこれを基準にGI値がどれくらいなのかというのを比較していきます。

 

アガベシロップのGI値は21と純粋なグルコースと比べて約1/5という小さい値になっています。

 

これも果糖(フルクトース)含有量が多いことから来ている効能ですね。

 

詳しくは果糖(フルクトース)の話でしておりますが、果糖は吸収されると肝臓へ直接運ばれるため、血液中に取り込まれるグルコースとは異なり血糖値を上昇させないのです。

血液

とはいえ果糖はその一部がグルコースへと変換されるため、全く血糖値を上げないというわけではありません。

 

ただこれはあくまでも果糖(フルクトース)そのものの効能であってアガベシロップ自体の効能かというとそうではないですね。果糖を多く含む果物全般にも言える効能でしょう。

 

ポリフェノールとか酵素が含まれていると言うけど・・・

この手の天然甘味料の効能を謳う話では「ミネラルが~」とか「ポリフェノールが~」とかよく言われていますけど、ハッキリ言ってそういう効能は薄いです。期待しない方が良いです。

 

なんか色々含まれているって話をして好印象を与えようとしているんですが、所詮アガベシロップにしても何にしても単なる甘味料であって主成分は「糖質」です。これは揺るぎのない事実です。

 

アガベシロップの効能の話に限って言うと

・ケルセチン(ポリフェノール)が含まれていてアンチエイジングの効能がある
・イヌリンという食物繊維が含まれていて腸内環境改善の効能がある
・酵素が含まれていて免疫力改善の効能がある

といった効能があることが挙げられますが、これらは巷で言われているほど高い効能を示すとは言えなさそうです。

 

他の甘味料・メイプルシロップが「カルシウムがはちみつの50倍!」「カリウムがはちみつの20倍!」って言われてるけど桜えびとかパセリと比べると全然大したことがなかったというお話はすでにしたとおりです。

>>メイプルシロップの栄養が大した事ない話はこちらです!!

合わせて読みたい!  ”痩せ菌”酪酸菌の効果は?増やす食事やサプリメントは?


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はちみつだろうと、メイプルシロップだろうと、アガベシロップだろうと、そこに含まれる栄養素に若干の差はあるものの最も多く含まれているのは糖質です。

 

そしてアガベシロップはその主成分である糖質のうち果糖の含有量が多い、というのがただひとつの真実なのです。

アガベシロップの危険性とは?

アガベシロップにはどんな危険性や副作用があるのかというと、これもアガベシロップに果糖が多く含まれることによってもたらされると言って良いでしょう。

肝臓に負担をかける

果糖は吸収されるとほとんどが肝臓で代謝されるので血糖値を上げない効能があるという風にお話しましたが、これは裏を返せば多量に摂取すると肝臓に負担をかける危険性があるということです。

 

実際、果糖を多量に摂取することによる尿酸の増加、肝脂肪の増加など肝臓への悪影響が報告されています。

 

まあ、多量に摂取すれば何らかの副作用が出るというのは当然の話なんですけどね。これは果物などにも同じことが言えますが、果物はそのほとんどが水分ということもあって常識の範囲内での摂取なら果糖の過剰摂取なんてことは起こりません。

 

しかしアガベシロップのように濃縮されたものを摂取するならこの果糖の過剰摂取が引き起こされる可能性は十分にあります。

 

いくら果糖が血糖値を上昇させにくいからといって、やはり甘いものの取りすぎは体にとっては毒なようです。

糖化を引き起こす

詳しくは果糖の話でしておりますが、果糖は還元性を示す糖類です。

 

還元性を示す糖類というのは細胞中のタンパク質や脂肪と結びついて「糖化」を引き起こします。つまり細胞の老化です。

ただ還元性を示すというのは果糖に限った話ではなくグルコースなどにも言える話なので、アガベシロップだけでなく糖類全般の危険性とも言えます。

アガベシロップには特に良い効能はありません

アガベシロップの効能や危険性などについてお話してきましたが、所詮アガベシロップというのは「単なる糖質」に過ぎず、果糖の含有量が多いことからせいぜい「血糖値を上げにくい」くらいの効能しか期待できません。

 

つまり「○○しにくい」という消極的な効能しか期待できず、「○○を改善する!」というような積極的に体に働きかけてくれるような効能がないのです。

 

そして「血糖値を上昇させない糖質」であればアガベシロップに限らず希少糖、人工甘味料、オリゴ糖など他にいくらでもあります。アガベシロップにはこれらの甘味料と比較して秀でた要素は特にありません。

 

というか、アガベシロップを含めて今挙げたものはそのほとんどが「ただの糖質」に過ぎません。ある1つを除いては。

 

では「ただの糖質」とは一線を画するような効能を示す、特別な糖質とはどのようなものを指すのでしょうか?

特別な糖質、それはオリゴ糖

実は糖質というのは腸内細菌、特に善玉菌の代表とも言える存在のビフィズス菌にとっては大好物です。

ビフィズス菌

糖質をエサにしてビフィズス菌は自身を増殖させたり、短鎖脂肪酸を生み出して

・余計な脂肪を分解する
・腸内を酸性に保って悪玉菌の繁殖を防ぐ
・蠕動運動(便を押し出す運動)を活性化して便秘を防ぐ
大腸がんを防ぐ
免疫機能を調節する

といった様々な健康効果をもたらします。

 

これらの効能を享受するためにはビフィズス菌のエサになる糖質を大腸に届ける必要があるのですが、いわゆる「ただの糖質」を食べてもこれは出来ません。

 

ただの糖質というのは、ブドウ糖や果糖といった人体が吸収をしてしまう糖質のこと。これらを取ったとしても大腸へ届ける前に小腸で吸収されてしまうのでビフィズス菌のエサにすることは叶いません。

 

ビフィズス菌のエサにするためには、小腸では吸収されずに済む「難消化性」の特徴を持っている必要があります。そうすれば小腸を通り越して大腸へと届けることが出来るからです。

 

その難消化性の糖質こそがオリゴ糖なのです。オリゴ糖というのは糖類がいくつか結びつくことで人の消化酵素では分解されず難消化性を示すものです。正にこの役目はうってつけというわけなんですね。

オリゴ糖

オリゴ糖は小腸では吸収されませんが、大腸へと届けられると分解されてビフィズス菌のエサになってくれます。

 

この「消化されない」という点で言えば人工甘味料にも同じことは言えますが、そもそも人工甘味料を構成している単糖類はビフィズス菌がエサに出来ないから論外なのです。

 

①小腸では消化・吸収されない
②ビフィズス菌のエサに出来る

 

という二点を満たすのは上記の甘味料のなかではオリゴ糖しかないのです。

 

消化・吸収されないので余計な脂肪にならないどころか、ビフィズス菌によって生み出される短鎖脂肪酸は余分な脂肪を分解する効能もあるのでオリゴ糖はむしろダイエットにも使われるほどです。

 

その他にも先程挙げたような様々な効果があるのでオリゴ糖は是非オススメしたいです。

まとめ:アガベシロップとは危険な糖質なのか?効能は?

アガベシロップとはどんな効能があってどのよな危険性が考えられるのかという話をしてきましたが、まとめると

・アガベシロップとは果糖(フルクトース)含有量が多いシロップ
・アガベシロップには特筆すべき効能や危険性はない
・アガベシロップよりもオリゴ糖のほうがオススメ

ということですね。アガベシロップに過剰な期待をすることはやめましょう。

 

 

これを機会にオリゴ糖がもたらす凄まじい効果を是非知っていってほしいです。

 

はちみつ、アガベシロップ、希少糖、キシリトールなど代替甘味料は色々あるけどオリゴ糖には束になってもかなわないと思いますよ。

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